『法廷プリンス-イ判サ判-』のあらすじ・キャスト・相関図・ネタバレ・感想

法廷プリンス -イ判サ判-韓国ドラマ
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『法廷プリンス-イ判サ判-』のネタバレ

すべての黒幕は?

犯人はジンミョン?
https://ameblo.jp/buddyboss/entry-12334656794.html

よくやく行われたギョンホの再審で、ジョンジュに協力していたミョンヒが証言台に立ちます。

そして「ガヨンが着用していた下着からギョンホのDNAが検出されたが、それは偽造された証拠」とし、ガヨンが着用していた本当の下着を提出。
その下着にはガヨンとジンミョンのDNAが検出されたと証言しました。

なぜその証拠の下着をミョンヒが持っているのか、判事が尋ねると、ジンミョンが自分が隠していたと答えます。

事件当日は、泥酔していたために記憶がないとしながらも、ジンミョンは「全ての責任を取らなければならないと考えます」と全ての罪を認めました。

 

こうして、真犯人が見つかったと思われましたが、本当の犯人であればなぜわざわざ証拠品を廃棄せず今まで隠し持っていたのか、ジンミョンが犯人ではないのかも知れない、とジョンジュは気になり始めます。

そしてついに、ギョンホの納骨堂でミョンヒが事件の真相をジョンジュに告白します。

犯行現場に居合わせたミョンヒ
https://ameblo.jp/buddyboss/entry-12341508661.html

お酒を飲みハンジュンの車でガヨンに性的暴行を加えたのはジンミョンでしたが、その後、彼女の首を締めとどめを刺したのはミョンヒだったこと。

そして本物の証拠品を隠し、ギョンホが真犯人ではないことをわかっていながら有罪判決を下したこと。

その全ては、自分の判事としての名声を守るためだったと白状します。

 

一連の犯行がすべてミョンヒの仕業だと判明し、彼女の裁判が行われます。

すべての罪を認め最終弁論で法についての持論を繰り広げ、最後は自分に死刑判決を下し前もって毒薬を混ぜておいた水を飲んだミョンヒ。

自殺を図るミョンヒ
https://ameblo.jp/buddyboss/entry-12341975041.html

そんな彼女の意向に事前に気付いたウィヒョンは、彼女の計画を未然に防ぎ、「本当の意味で罪を償うことを放棄した」と責めます。

そうしてミョンヒは自殺することができず、法に則って15年の実刑判決を受けるのでした。

 

夫ジンミョンの罪が明らかになれば、法服を脱がなければならなくなることを恐れたことがこの事件の全ての始まり。

結局、孤児院で育ち猛勉強を経て判事になったミョンヒの異様なまでの判事としてのプライドと執着心が生んだ悲劇でした。

ジョンジュの兄ギョンホに関する謎

ギョンホをにらむジョンジュ
https://www.youtube.com/watch?v=PyBcF4kM14Y

無実ながらもなぜか黙って服役していたギョンホ。

彼が刑務所に行くことを選んだ理由は、母親の手術費用と自分の借金返済のためでした。

そして、一日でも早くジョンジュの元へ戻るために模範囚として過ごしていました。

そんなギョンホですが、ある日突然、刑務所内で亡くなった姿で発見されます。

自殺だと判断されますが、ウィヒョンの見事な捜査で自殺に見せかけた他殺であることが判明。

この犯人もミョンヒでした。

ミョンヒは罪を認め投獄された後、面会に来たジョンジュに対して、「ジョンジュに裁かれるのであれば本望だと思ったが真実に近づくにつれ怖くなった」とギョンホを手にかけてしまった理由も白状しました。

 

ジョンジュとウィヒョンのロマンス

手を繋いで走るウィヒョンとジョンジュ
https://ameblo.jp/buddyboss/entry-12343807293.html

ジョンジュの兄に関する事件がひと段落してからも、熱血判事は健在でした。

そんなある日ウィヒョンが風邪で仕事を休み、すべての呪縛から解き放たれたジョンジュは仕事中、ことあるごとにウィヒョンの幻を見ます。

「もしかして私、サ判事が好きなのかな…」そんな独り言を呟き、「そうだったんですか?」と、あろうことかウィヒョンに聞かれてしまいます。

そうしてジョンジュへの想いをようやく告白したウィヒョン。

少し考える時間が欲しいと言った矢先、ウィヒョンの転勤が決まり、結局ジョンジュは好意は見せていたものの気持ちは告白せずに彼を送り出すのでした。

 

それから2年後。

さすがにひっついているかと思いきや、異動したウィヒョンの赴任先にジョンジュも配属され2人で裁判に挑むシーンが映されます。

そこでも相変わらず強い正義感を持ち協力し合って仕事をするジョンジュとウィヒョンは、喧嘩はしながらもより一層距離が縮まった様子を見せます。

最後には「法服を着た判事は、生きた正義であれ」という言葉と共に、手を繋ぎ笑い合いながら一緒に出勤するのでした。

『法廷プリンス-イ判サ判-』の感想

イ判サ判制作発表会のメインキャスト3人
http://mottokorea.com/mottoKoreaW/FunJoy_list.do?bbsBasketType=R&seq=65446

見始めた時に判事の世界を見るのはそういえば初めてだなと感じ、調べてみるとやはり韓国初の題材とのこと。

弁護士や検事はこれまで何度もドラマで見てきたのですが、初めて判事がテーマということもあり新しく、とても楽しく見ることができました。

ジョンジュの兄の事件の場面は悲しく辛いのですが、事件の重さの割にそこまで暗いドラマになっていないのが良いところ。

ネタバレに書いたようにかなり辛い展開が続くのですが、ジョンジュの心が折れそうになるたびにそっとそばで支えるウィヒョンは確実にこのドラマのメインテーマだったと思います。

母のように慕っていたミョンヒが犯人であることを知りジョンジュは倒れてしまうのですが、それが最終回に描かれなかったこともポイント。

最終回では事件のことは過去となり、ジョンジュとウィヒョンが一気に接近する姿を見せてもらえたのが最高でした。

さらに個人的に印象深かったのは、ハンジュンを演じたドンハの演技です。

愛する人の事件を追ううちに自分が疑われ、次いで自分の親が怪しいと知っていく。

そんな辛い状況の中でも正義を貫き、最後までジョンジュの立場に立って行動したハンジュンの姿には胸が熱くなりました。

最後には両親ともが投獄されてしまう辛く難しい役どころ、そんなハンジュンの感情の機微を見事に演じていたドンハの演技は圧巻でした。

取り巻きの判事たちも、みんな個性的でたくさん笑わせてもらいました(^^)

新しい題材の脚本に合わせ、役にぴったりの素晴らしいキャストが揃い、ぜひ多くの人におすすめしたい見どころ溢れるドラマでした。

最後に

判事の視点という新しいテーマを描いた韓国ドラマ『法廷プリンス-イ判サ判-』。

惹かれ合う初々しいロマンスを演じたヨンウジンとパクウンビンは、視聴者に大変愛され本作品でベストカップル賞を受賞しました。

正義とは何か、考えさせられながらも重すぎず楽しめるドラマです。

ぜひ一度視聴してみてください♪