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『紳士の品格』のネタバレ
ドジンからの猛アプローチにもなかなか付き合う決意ができないイス。
しかし、ドジンのイスへの思いがつまった録音ファイルを聞き、イスは知らぬ間に大きくなっていたドジンへの気持ちに気づきます。
以前ドジンと会ったことがあるカフェに向かい、イスはそこにいたドジンに気持ちを打ち明けます。
イスが以前テサンやセラの手前、皆の前で”ドジンと付き合っている”と嘘の告白をしたことで、怒ってイスを避けていたドジンでしたが、やっとイスを許し気持ちを確認するキスを。
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2人は、やっと正式なカップルとなります。
やっとイスの心を手に入れたドジンは幸せに浸っていましたが、そんな時、1人の男子高校生がドジンたち4人の前に現れます。
その少年は4人の初恋の人だったウニの息子、コリンで、日本から4人の写真を持って訪ねてきたのです。
しばらく滞在するということでテサンの家で過ごすことになったコリン。
コリンの目的は、4人の中にいる実の父親を見つける事でした。
その頃ラブラブモードのドジンは、イスに”一緒に暮らそう”と提案しイスも喜ぶも、まだ早い、ということで保留に。
ある日、恋愛モードのドジンを含んだ4人がコリンに呼び出され集まります。
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その場でコリンは「この中に僕の実の父がいるんです」と突然の爆弾発言。
4人は初恋の人ウニを思い出しながら、コリンの生年月日を聞きますが、それを聞いたドジンは表情が曇ります。
ドジンは自分の息子だと直感し、その後コリンと2人で話をします。
そして、コリンに母親のウニの連絡先を聞き、ウニとも再会を果たし、1人で子供を育てさせてしまったことを謝るのでした。
「知らなかったとはいえ、何もできなくてすまなかった」と伝えるドジンに
「あなたが悪いんじゃないの。私が怖くなって…あなたの前から姿を消したのよ。アメリカであの子を産んだわ」とこれまでの経緯を話すウニ。
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それからドジンは色々と考えるようになり、自分はイスと一緒にいる資格はない、とイスにコリンのことを話し、別れを切り出します。
イスはドジンに息子がいたという告白を受け驚くも、それでもあなたを受け止めたいと話しますが、ドジンはイスから身を引くことを決めてしまいます。
しかし、イスは「私が嫌いになるまでは別れないから。別れるときは私が決めるわ」とドジンに言い放ちます。
イスは幸せの絶頂から地獄へ突き落されてしまったのでした。
とはいうものの、2人の関係はぎくしゃくしたまま時が過ぎてしまいます。
イスからの連絡を避け続けるドジン。
ドジンを忘れられず、ドジンの家の前で帰りを待っていたイスは、やっとドジンと会えます。
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「私が大丈夫だって言ってるじゃない。あなたに子供がいても、私の気持ちは変わらないわ」とまっすぐに気持ちを伝えるイスに対して、「俺が大丈夫じゃない。君の未来を巻き込むことはできない」とそれでも拒むドジン。
イスは「私とちゃんと付き合う気になったら履いて来て。」とドジンに靴を渡します。
その後、ドジンもやはりイスを忘れられず、着ぐるみを着てイスに会いに行き、ドジンの会社が参加するパーティーの招待状をイスに渡します。
パーティ会場には、4人とイス、ジョンロクの妻が参加。
社長であるドジンは、舞台に上がり挨拶を。
その時、舞台の前にイスが現れドジンもイスに気づきます。
ドレス姿のイスに思わず見とれてしまうドジン。
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「挨拶、カッコよかったわ」とイスはドジンを褒め、シャンパンを乾杯する2人。
ただ、足元を見るとプレゼントした靴を履いていませんでした。
しかし、これはドジンのいたずらで、実はこの後のドラム演奏でイスからもらった靴を履くつもりでした。
そんなこととは知らないイスは、パーティ会場から去ってしまいます。
ドラム演奏を終えたドジンは、慌ててイスに連絡しますが、へそを曲げたイスは電話にも出ず…。
ドジンはイスの家を訪ねますが、すでにイスは出かけた後でした。
イスは誤解したまま、荷物をまとめて傷心の一人旅に出かけてしまったのです。
セラに教えられ春川のホテルにイスを追いかけてきたドジンは、ホテルのロビーで朝まで待ち続けていました。
すると、ロビーに下りてきたイスは自分の車に乗りこみ、どこかへ向かいます。
ドジンは慌てて車でイスを尾行すると、ある花畑で車を降りたイス。
ドジンはゆっくりとイスの後ろから近づき、声をかけます。
ドジンの姿に幻を見たと勘違いするイスに、「僕はキム・ドジン。19歳の息子がいて女をよく泣かせる、あまりいい男じゃないけど。俺でよければ、付き合ってくれる?」と、ドジンは告白。
「あれはいたずらだった。驚かそうと思ったのに帰っちゃったから」
とドジンは続け、イスは「ふざけないでよ!心配したんだから!」と、泣き出します。
そんな泣いているイスを抱きしめるドジン。
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不満を言い続けるイスを抱きしめながら、「酒臭いな。飲みすぎだぞ」とたしなめつつ微笑むドジンでした。
二日酔いのイスを家まで送り届け、ベッドに寝かせると、ドジンも隣にいてほしいとせがむイス。
ドジンはイスを後ろから抱きしめ「こんなに愛してるのに、愛していない振りしてごめん。泣かせてごめん。謝るのは今日で最後にするよ。愛してるよイス」とささやきます。
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一方、しばらく韓国に滞在していたコリンは、父であるドジンの家におり、イスのクラスの生徒として過ごしていました。
「お前の担任の先生と付き合うことになった。一応伝えておくよ」とドジンはコリンに伝えると、
「おめでとう。色々騒がせてごめんなさい。僕が出ていく方がいいならいつでも出るから」
と謝るコリン。
コリンはずっと会いたいと思っていた実の父にやっと会え、一緒に暮らせて嬉しいと思いつつも、ドジンの恋愛が自分のせいで壊れるのでは、と心配していました。
そんなコリンにドジンは居たいだけいていいと伝えます。
その頃、イスの存在を知り、コリンを連れてアメリカへ帰るつもりでコリンと話し合うウニ。
しかし、学校で気の合う仲間もできアルバイト先も見つけていたコリンは、もう少し韓国にいたい、とウニに伝えます。
そして、ウニはコリンの意見を尊重し、1人で夫の待つアメリカへ戻って行ったのでした。
数ヶ月後、いよいよテサンの妹であるメアリとユンの結婚が決まり、ジョンロクも妻との離婚危機を乗り越え、テサンもセラとの結婚が現実的になってきたりと、4人それぞれが幸せをつかもうとしていました。
ドジンもついにイスへのプロポーズを決意し、こっそりと建築家として2人で住む家を設計し始めます。
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この頃何気ない会話で「結婚しようか」と連発するドジンに、誠実さが感じられないイスは、ドジンの真意を図りかねていました。
イスが不安に襲われていたころ、ドジンはプロポーズのための準備を整え、イスを2人が出会った街角に誘い出します。
カフェテラスにイスを座らせ、突然席を立つドジン。
すると、座っているイスの耳に、スピーカーからこれまでドジンがプロポーズした言葉が流れ…。
続けて音楽が流れだし、友人たちやその場の人達がダンスをするフラッシュモブが始まります。
そしてドジンが登場し、設計図をイスに渡します。
「君のためにこんな家を建てるつもりだ。この家で一緒に暮らそう。今この瞬間から俺と一緒に時を刻んでほしい。俺と結婚してくれ」とドジンは思いを全てイスにぶつけます。
「もちろん。待ってたのよ。愛してるわ」と涙を流しドジンに抱き着くイス。
友人たちの祝福を受け、微笑み合い2人はキスをします。
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その後4人とその妻や恋人の8人は一緒に記念撮影を。
”花盛り”の独身主義者だったドジンは、イスと出会いようやく本当の愛に気づき幸せをつかんだのでした。
3人の旧友たちも、各自の道を歩み人生の伴侶を得て幸せに向けて歩み始めたのでした。
『紳士の品格』の感想
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シリアスな役を演じることが多いチャンドンゴンが、12年ぶりにドラマにカムバックするということで放送前から注目を集めていた作品でしたので、私も楽しみにしていました。
見始めると、かなりコメディ色が強いドラマでとても意外でしたが、ポップな雰囲気でとても楽しく見ることができました。
主人公の4人の男性は41歳という、世間的には”中堅”と呼ばれる年代で、相手の女性たちもキムハヌルを始め30代中盤以降の女性が多く、同年代として共感できる部分が多かったです。
結婚に迷う男女や、婚外子が発覚したり、妻と死別して2度目の恋、離婚問題勃発、など4人それぞれの人生があり、まさに”大人の人生コメディ”という感じがするドラマでした。
長く人生を生きていても、常に悩んだり、迷ったりを繰り返すことが人生であり生きることなんだというメッセージ性を感じましたね。
人生いろいろなことがある中で、本当に愛する人に出会うことは簡単ではないけれど、人生はこんなにも素晴らしく、楽しいものなんだとドラマを見終わって感じさせられるドラマになっています。
チャンドンゴンやキムスロたちによる、濃いキャラクターたちの波乱万丈の人生の1ページを覗くような気持ちで、ドラマを見ると面白いと思います。