『国際市場で逢いましょう』のあらすじ・キャスト・見どころ・感想

国際市場で逢いましょうのポスター画像韓国映画
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トップ画像https://www.net-frx.com/2016/12/blog-post_7.html

韓国で観客動員数1410万人を記録した超大ヒット作!

名優ファン・ジョンミンが朝鮮戦争後の激動の時代を生きた青年を熱演、東方神起のユンホも実在の歌手役で出演し話題となりました。

そんな映画『国際市場で逢いましょう』のあらすじ、キャスト、見どころ、実際に見ての感想などをご紹介していきます。

『国際市場で逢いましょう』の予告動画&あらすじ

時は、1950年。

朝鮮戦争の真っ只中、興南(現在の北朝鮮・咸鏡南道咸興市)から避難しようとしている家族がいました。

その長男ドクス(ファンジョンミン)は船に乗り込もうとした際、背中におぶっていた妹マクスンとはぐれてしまい、妹を探しに行った父とも生き別れてしまいます。

「今からお前が家長だ。家長として家族を守れ。」と父と約束したドクス。

母と幼い弟妹と釜山に渡り、国際市場にある父の妹の店に身を寄せることになります。

やがて戦争も終わり、青年となったドクスは、家長として家計を支えるように。

釜山で、ドクスは人生を共にするダルグ(オダルス)という友達もできました。

そんな中、弟の大学資金のため西ドイツの炭鉱に出稼ぎに行くことを決意。

そして、西ドイツへ出稼ぎにいった際、韓国から看護師として出稼ぎに来ていたヨンジャ(キムユンジン)と出会い、恋に落ちます。

辛い中でも「家族を守る。」と言う父との約束を胸に、命をかけ必死に働くドクスに、数々の試練が待ち受けていました。

『国際市場で逢いましょう』の登場人物、キャストのプロフィール

ユン・ドクス(ファン・ジョンミン)

ドクス役のファンジョンミン
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2011296

生き別れた父との約束で、ユン家の家長として家計を支えるドクス。

短気でケンカっ早いところもありますが、家族を支えるためなら自分を犠牲にするほど。

ベトナム戦争で民間技術者として働くなど、生死の瀬戸際に立たされることもありますが、どんなに辛くても彼を突き動かすのは、別れる際に父と交わした約束でした。

ファン・ジョンミンのプロフィール

1970年9月1日生まれ。

1990年に一世を風靡した映画『将軍の息子』でデビュー。

2005年の映画『ユア・マイ・サンシャイン』と、2013年の『新しき世界』で2度映画賞の主演男優賞を受賞。

この作品でも、大鐘賞の主演男優賞に輝きました。

 

オ・ヨンジャ(キム・ユンジン)

ヨンジャ役のキムユンジン
http://photozou.jp/photo/show/248676/230961031

ドクスの奥さん。

西ドイツに看護師として出稼ぎに行っていて、毎日、死体を拭いたり老人の汚物処理と過酷な仕事をしていました。

そんな辛い時期にドクスと出会い、すぐに意気投合します。

家族を守るために必死に生きるドクスを、影で一生懸命支えきります。

キム・ユンジンのプロフィール

1973年11月7日生まれ。
1997年のドラマ『華麗なる休暇』でデビューした後、1999年世界的大ヒットとなった映画『シュリ』で、多くの賞を受賞し、一躍世界的スターとなります。

その後も米ドラマ『LOST』に出演。
アメリカのエージェンシーと契約した、初めての韓国人俳優です。

チョン・ダルグ(オ・ダルス)

ダルグ役のオダルス
http://magazine2.movie.daum.net/movie/34670

ドクスの親友。
幼い頃に釜山に避難してきたドクスと出会い、常に一緒の二人。

貧しい家庭で育ったわけではありませんが、ドイツの炭鉱、ベトナム戦争の技術者、どこに行く時もドクスと共に人生を歩んできました。

辛い時期を共に乗り越え、ドクスとは家族のような深い繋がりがあります。

オ・ダルスのプロフィール

1968年6月15日生まれ。

2002年の映画『海賊、ディスコ王になる』でデビュー。

その後も数々の大ヒット映画に出演し、この『国際市場で逢いましょう』では、青龍映画賞と大鐘賞の助演男優賞のW受賞を果たしました。

 

ナム・ジン(ユンホ)

ナムジン役のユンホ
https://m.blog.naver.com

全羅道を代表する実在の歌手。
ベトナム戦争の時に韓国兵としてベトナムに派遣されていました。

ドクスの命の恩人でもあります。
生涯ドクスは、韓国の一番の歌手はナム・ジンだといい張り、口論になる場面も。

20分ほどのカメオ出演ですが、存在感が強く印象に残ります。
実在の歌手ナムジン本人からも賞賛を受けました。

ユンホのプロフィール

1986年2月6日生まれ。

2004年アイドルグループ「東方神起」のリーダーとしてデビュー。

2009年のドラマ『No Limit~地面にヘディング~』で俳優に挑戦し、今作品で映画デビュー。

その後もドラマ『あなたを注文します』『メロホリック』などに出演し、俳優活動を続けています。

その他の登場人物・キャスト一覧

ドクスの父(チョン・ジニョン)

ドクスの母(チャン・ヨンナム)

ドクスの叔母(ラ・ミラン)

ユン・クッスン(キム・スルギ):ドクスの妹

ユン・マクスン子役(シン・リナ):ドクスの末妹

『国際市場で逢いましょう』の見どころ

泣かせるファンジョンミンの名演

泣きじゃくるファンジョンミン
https://www.huffingtonpost.kr/2015/01/14/story_n_6467580.html

激動の時代を家族のために生き抜く一人の青年、ドクスを圧巻の演技力で演じきったファンジョンミン。

演技派で知られる彼ですが、今作品のドクスの演技も生々しく、特に生き別れた末妹のマクスンを探し涙するシーンは、久々にこんなに泣いた、と思うくらい号泣してしまいます。

まるでドキュメンタリーでも見てるかのような気分になるほど。

決して、イケメンとはいいにくいファンジョンミンですが、演技力に関しては素晴らしいの一言!

涙を見せる演技をさせたら右に出る者はいません!