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韓国で観客動員数1410万人を記録した超大ヒット作!
名優ファン・ジョンミンが朝鮮戦争後の激動の時代を生きた青年を熱演、東方神起のユンホも実在の歌手役で出演し話題となりました。
そんな映画『国際市場で逢いましょう』のあらすじ、キャスト、見どころ、実際に見ての感想などをご紹介していきます。
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『国際市場で逢いましょう』の予告動画&あらすじ
時は、1950年。
朝鮮戦争の真っ只中、興南(現在の北朝鮮・咸鏡南道咸興市)から避難しようとしている家族がいました。
その長男ドクス(ファンジョンミン)は船に乗り込もうとした際、背中におぶっていた妹マクスンとはぐれてしまい、妹を探しに行った父とも生き別れてしまいます。
「今からお前が家長だ。家長として家族を守れ。」と父と約束したドクス。
母と幼い弟妹と釜山に渡り、国際市場にある父の妹の店に身を寄せることになります。
やがて戦争も終わり、青年となったドクスは、家長として家計を支えるように。
釜山で、ドクスは人生を共にするダルグ(オダルス)という友達もできました。
そんな中、弟の大学資金のため西ドイツの炭鉱に出稼ぎに行くことを決意。
そして、西ドイツへ出稼ぎにいった際、韓国から看護師として出稼ぎに来ていたヨンジャ(キムユンジン)と出会い、恋に落ちます。
辛い中でも「家族を守る。」と言う父との約束を胸に、命をかけ必死に働くドクスに、数々の試練が待ち受けていました。
『国際市場で逢いましょう』の登場人物、キャストのプロフィール
ユン・ドクス(ファン・ジョンミン)
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2011296
生き別れた父との約束で、ユン家の家長として家計を支えるドクス。
短気でケンカっ早いところもありますが、家族を支えるためなら自分を犠牲にするほど。
ベトナム戦争で民間技術者として働くなど、生死の瀬戸際に立たされることもありますが、どんなに辛くても彼を突き動かすのは、別れる際に父と交わした約束でした。
ファン・ジョンミンのプロフィール
1970年9月1日生まれ。
1990年に一世を風靡した映画『将軍の息子』でデビュー。
2005年の映画『ユア・マイ・サンシャイン』と、2013年の『新しき世界』で2度映画賞の主演男優賞を受賞。
この作品でも、大鐘賞の主演男優賞に輝きました。
オ・ヨンジャ(キム・ユンジン)
http://photozou.jp/photo/show/248676/230961031
ドクスの奥さん。
西ドイツに看護師として出稼ぎに行っていて、毎日、死体を拭いたり老人の汚物処理と過酷な仕事をしていました。
そんな辛い時期にドクスと出会い、すぐに意気投合します。
家族を守るために必死に生きるドクスを、影で一生懸命支えきります。
キム・ユンジンのプロフィール
1973年11月7日生まれ。
1997年のドラマ『華麗なる休暇』でデビューした後、1999年世界的大ヒットとなった映画『シュリ』で、多くの賞を受賞し、一躍世界的スターとなります。
その後も米ドラマ『LOST』に出演。
アメリカのエージェンシーと契約した、初めての韓国人俳優です。
チョン・ダルグ(オ・ダルス)
http://magazine2.movie.daum.net/movie/34670
ドクスの親友。
幼い頃に釜山に避難してきたドクスと出会い、常に一緒の二人。
貧しい家庭で育ったわけではありませんが、ドイツの炭鉱、ベトナム戦争の技術者、どこに行く時もドクスと共に人生を歩んできました。
辛い時期を共に乗り越え、ドクスとは家族のような深い繋がりがあります。
オ・ダルスのプロフィール
1968年6月15日生まれ。
2002年の映画『海賊、ディスコ王になる』でデビュー。
その後も数々の大ヒット映画に出演し、この『国際市場で逢いましょう』では、青龍映画賞と大鐘賞の助演男優賞のW受賞を果たしました。
ナム・ジン(ユンホ)
https://m.blog.naver.com
全羅道を代表する実在の歌手。
ベトナム戦争の時に韓国兵としてベトナムに派遣されていました。
ドクスの命の恩人でもあります。
生涯ドクスは、韓国の一番の歌手はナム・ジンだといい張り、口論になる場面も。
20分ほどのカメオ出演ですが、存在感が強く印象に残ります。
実在の歌手ナムジン本人からも賞賛を受けました。
ユンホのプロフィール
1986年2月6日生まれ。
2004年アイドルグループ「東方神起」のリーダーとしてデビュー。
2009年のドラマ『No Limit~地面にヘディング~』で俳優に挑戦し、今作品で映画デビュー。
その後もドラマ『あなたを注文します』『メロホリック』などに出演し、俳優活動を続けています。
その他の登場人物・キャスト一覧
ドクスの父(チョン・ジニョン)
ドクスの母(チャン・ヨンナム)
ドクスの叔母(ラ・ミラン)
ユン・クッスン(キム・スルギ):ドクスの妹
ユン・マクスン子役(シン・リナ):ドクスの末妹
『国際市場で逢いましょう』の見どころ
泣かせるファンジョンミンの名演
https://www.huffingtonpost.kr/2015/01/14/story_n_6467580.html
激動の時代を家族のために生き抜く一人の青年、ドクスを圧巻の演技力で演じきったファンジョンミン。
演技派で知られる彼ですが、今作品のドクスの演技も生々しく、特に生き別れた末妹のマクスンを探し涙するシーンは、久々にこんなに泣いた、と思うくらい号泣してしまいます。
まるでドキュメンタリーでも見てるかのような気分になるほど。
決して、イケメンとはいいにくいファンジョンミンですが、演技力に関しては素晴らしいの一言!
涙を見せる演技をさせたら右に出る者はいません!