コンテンツ
6位『CHEER UP』
『CHEER UP』は本当は相手のことが好きなのに、その気持ちを隠して好きな人を振り向かせようと駆け引きする女の子が主人公の曲です。
両想いだと薄々感じていながら、相手が自分のことしか考えられないように計画している様子が小悪魔的ですが、実は自分の方が相手に夢中でたまらないからもどかしいと揺れ動いている歌詞が可愛いと評判を呼んでいます。
『CHEER UP』の最大のポイントは、サビ前にサナが歌う「友達と会っていたからShy Shy Shy」のパートです。
この「Shy Shy Shy」の発音が上手く出来ず「シャシャシャ」と舌足らずに歌うのが可愛すぎると話題になり、多くの芸能人や一般人の方々が真似をしました。
「シャシャシャ」がキリングパートとして大流行したおかげでグループの知名度や人気が爆発的に飛躍しました結果、『CHEER UP』が大ブームを巻き起こして様々な音楽賞を総なめにしました。
最終的に『CHEER UP』は、デジタル総合チャートストリーミングチャートでも1位を獲得して2016年で最もヒットした曲になり、TWICEが一気に大人気アイドルグループの座をものにした曲でもあります。
5位『LIKEY』
2017年10月にリリースされた『LIKEY』は、着実に人気を集めてステップアップして来たTWICEがスターの座を確実なものにしたきっかけの曲です。
『LIKEY』という曲は、SNSが盛んになっている現在にぴったりなInstagramをコンセプトになっています。
好きな人から「いいね」をもらうために可愛くメイクしたり、綺麗な洋服を着たりして少しでも可愛い姿を撮ってInstagramに載せようと頑張る女の子が描かれています。
「いいね」が欲しいと思っていますが、SNS上で決められた「いいね」だけじゃ足りないという恋心は、ファンの方々がTWICEに抱いている気持ちと同じだと共感していました。
そして人気を集めたのは楽曲だけではなく、ダンスに何度も登場するLIKEYの頭文字Lを親指と人差し指を立てて表すLIKEYポーズも流行りました。
ダンスの中にLIKEYポーズで右下を指差すダンスは、SNSのいいねボタンを押してねという意味が込められているので、『LIKEY』のMVを見るときはぜひ注目してみてください。
音楽とダンス共に人々の心掴んだ『LIKEY』は、ビルボードワールドアルバムチャート、ワールドデジタルソングチャート1位を記録し、K-POPガールズアイドルグループの中で初の快挙を達成し、TWICEはワールドワイドな人気を博しました。
4位『Dance The Night Away』
2018年7月にリリースされた『Dance The Night Away』は、夏真っ盛りのカムバックということで聞いていると気分が上がるサマーパーティーソングです。
『Dance The Night Away』を日本語訳にすると「踊り明かそう」という意味で、タイトルの通り曲の最初から最後までとにかくノリノリなれます。
海も風も月も一緒に踊ろう!と楽しさ全開な『Dance The Night Away』ですが、「いつか一緒にあの月の裏側まで行ってパーティーしよう、約束だよ」というロマンチックな歌詞にドキッとさせられる瞬間もあります。
MVでは、遭難して無人島に流れ着いたTWICEが青い海に白い砂浜という綺麗な景色の中で「朝まで踊ろう!」と可愛く明るく歌いながらも、激しいダンスを踊る姿には度肝を抜かれます。
TWICEが『Dance The Night Away』までにリリースしてきた楽曲の中で一番ダンスが激しいと言われていて、実際に踊っているTWICEのメンバーたちも「ダイエットに最適」だと話しています。
TWICEのように踊るのは難しいかもしれませんが、音楽を聴いてMVを見たら、きっとTWICEと一緒に踊りたくなること間違いなしです。
3位『TT』
2016年10月にリリースされた『TT』は、思い通りにならない恋がもどかしくて落ち込んでしまう女の子のことが歌われている曲です。
恋に憧れる可愛い曲や明るくて元気が出る曲が多いのですが、『TT』には好きな人のことを考えるだけで「涙が出そう」「イライラする」「肌はくすむし、文句ばっかり言っちゃう」など珍しく消極的な歌詞が並んでいます。
しかし、ただ落ち込む様子だけを描くのではなく恋する女の子の可愛さも表現されていて、自分の気持ちを知らないでいる好きな人に「ノムヘ、ノムヘ(ひどい、ひどい)」と怒るキリングパートでファンの心をしっかり掴みました。
そして、なんといっても『TT』の最大のポイントは「TTポーズ」です。
「Just like TT」と歌いながら、両手の親指と人差し指で「T」の形を作って目の下に持ってくることで泣いているように見える振付けが「TTポーズ」として大流行しました。
このTTポーズは、日本では昔から使われているこちらの泣き顔の顔文字「(T_T)」が元になっていてとても真似しやすいポーズで、老若男女問わずTTポーズで写真を撮る方々が大勢いました。
スター街道の真っただ中にいたTWICEですが、TTポーズの流行は大衆人気を獲得するきっかけにもなりました。