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韓国芸能界で注目を集める俳優チェウシクは、2024年に34歳になりましたが、実はまだ兵役に就いておらず、兵役を免除されています。
そのチェウシクが兵役免除になった理由ですが、意外にもチェウシクはカナダ国籍保持者なのです。
彼は11歳の時にで家族と共にカナダへ移住し、カナダで10年を過ごした後にカナダ国籍を取得しました。
この経緯が、彼の兵役免除につながっているのです。
韓国の法律では、18歳から28歳の男性に18ヶ月の兵役が課せられますが、外国の永住権所持者は例外とされており、カナダ国籍を持つチェウシクはこの例外が適用され、兵役免除となりました。
ただ、兵役に関して、韓国社会では独特の価値観が存在します。
免除されることで居心地の悪さを感じる人もいれば、外国籍を捨ててまで兵役に就く芸能人もいるほどです。
しかし、チェウシクの場合は子供の頃からの自然な流れでカナダ国籍を得たため、意図的な兵役回避とは見なされておらず、自ら志願して兵役に就くと言うこともしていません。
兵役こそ経験していませんが、チェウシクの俳優としての歩みは着実です。
『パラサイト 半地下の家族』での演技が世界的に評価され、『その年、私たち』でも印象的な役を演じました。
さらに、堪能な英語を活かしてバラエティ番組でも人気を博しています。
チェウシクの兵役免除は、彼のユニークな生い立ちが生んだ結果といえます。
2つの文化の狭間で育った経験が、国境を越えて活躍する俳優としての礎となりました。
そんなチェウシクの活躍に今後も注目です。