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『輝く星のターミナル』の感想
https://plaza.rakuten.co.jp/suouiro/diary/201904250001/
イジェフン演じるスヨンの抱える心の傷が痛々しく、だからこそチェスビンの可愛らしい演技がとても癒しになった作品でした。
交通事故により右腕と右脚の神経を失くし、装備なしでは車椅子がないと生活ができないスヨン。
かなり重い題材に心苦しくなることもありましたが、彼を守ろうとする周囲の人々がとにかく温かく、心温まるストーリーでした。
”ウェアラブル”という非現実的な題材が使われているものの、自分だったらどうだろう…と感情移入をしてしまうリアルな演技はイジェフンとチェスビンだったからこそ。
2人の絶妙な悩む姿や涙の演技に一喜一憂し、感動をもらいました。
また個人的に好きだったのが保安チームのテギとヨンジュのカップルで、仕事一筋で不器用すぎる2人が近づいていく様子にはやきもきしながらも胸きゅんさせられました。
ほかにも、ヨルムに片想いする役を演じたSF9のロウンや、職場のチーム長たちのサイドストーリーなどそれぞれの登場人物が光っていたのもこの作品の魅力。
エンディングは色々と視聴者の想像にお任せする箇所もあり賛否両論でしたが、私個人的にはみんなが穏やかな表情で終わり満足のラストでした^^
ちなみに『輝く星のターミナル』というのは邦題で、原題の『キツネ嫁の星』という名前は、仁川空港を上から見るとキツネの顔に見えることからつけられたそうです。
ドラマの序盤、物語は「お父さんが働いている場所では、毎日数百個の星たちが降るといいます。星が泊まってから行くそこには、愛する人を待っているキツネ嫁が住んでいましたが、それで星たちはそこを“キツネ嫁星”と呼びます」というヨルムの言葉で始まります。
飛行機を星に例え、キツネの形をした仁川空港を”キツネ嫁の星”と呼ぶようになったという、ロマンチックな童話から始まった本作品。
何となく見るだけでわくわくする空港という空間に心踊りつつ、そこで繰り広げられる不器用な大人たちの人間模様は、涙なしでは見られません。
多くを考えさせられ感動すること間違いなしの作品です、ぜひ一度ご覧ください。
最後に
仁川空港で繰り広げられるヒューマンドラマ『輝く星のターミナル』。
演技派のイジェフンとチェスビンの共演で、涙なくしては見ることのできない感動のドラマとなっています。
綺麗な仁川空港の景色を背景に心癒される作品で、多くの人におすすめしたドラマです!