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テテは今までいろんなジャンルの音楽に挑戦し、ソロ曲を通じてファンに新しい姿を見せてきてくれました。
少し重めな曲から心が和む曲まで、楽曲ができるまでのビハインドストーリーも合わせながら、個人的なおすすめランキング形式で5曲紹介していきます。
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第5位『Singularity』
R&Bの曲調にテテの低く深みのある声が相まって、とてもお洒落な曲に仕上がっています。
曲の内容は「FAKE LOVE」を想起させるような歌詞となっており、仮面を被った自分と本来の自分の狭間で苦しんでいる様子が書かれています。
ナムジュンが作詞をし、英国のプロデューサーが作曲に携わったことで、また新しい音楽に挑戦するテテの姿を見ることができます。
コンサートでは凝った演出で登場し、次々と変わるテテの表情やダンスに魅了されていた方も多いのではないでしょうか。
公開された当時、BTSのMVの中でも100万回再生を最速で達成し、なんと2020年4月現在では1億3000万回以上も再生されているほどです。
第4位『Winter Bear』
2019年8月10日にサプライズで公開された『Winter Bear』は、歌詞が全て英語であることも大変話題になりました。
公開されたMVはテテ自らが監督をしたそうで、世界中の街並みをテテが旅するような作りとなっており、あたたかいメロディと歌詞が映像ととてもよく合っています。
テテはツアー中で疲れているにもかかわらず、ファンにいいものを見せたいと、毎日出かけたり移動中も寝ずに撮影をしていたそうです。
この曲は映画『アバウトタイム』からインスピレーションを受け作ったそうで、映画を見ながらいろんな考えや単語が浮かんできたと話していました。
特に作中のプロポーズをするシーンが印象に残っていたようです。
この映画はありきたりな日常を大事にしようと考え直させられる作品ですが、『Winter Bear』の歌詞にも「僕に声をかけくれたらね、ついてない日もなんでもなかったと思えるんだよ」とあります。
ドラマチックなものではないけれど、日常の小さな幸せについて考えさせてくれる素敵な曲となっているのでぜひ聞いてみてくださいね。
第3位『STIGMA』
『STIGMA』はBTSの正規アルバム「WINGS」の収録されているテテのソロ曲です。
ネオソウルというR&Bのサブジャンルと言われている一種で、ピアノとブラスの奏でる音がとてもお洒落で少し重い雰囲気の曲に仕上がっています。R&Bはテテがずっと挑戦したかったジャンルでもあったようです。
制作の際にはテテ自身も作詞作曲に関わり、過去に自分が大変だった時を振り返り、自分の個人的な話を歌詞に表現したと話していました。
「自分の犯した罪(過ち)で人を傷つけてしまった、その罪悪感に駆られもがき苦しんでいる。罰を受けるからここから抜け出したい」と歌詞も重くとても考えさせられる内容です。
Stigmaとは日本語で「汚名、不名誉の印」という意味なのですが、自分の過ちが不名誉の印として刻まれている話からこういったタイトルがつけられたようです。
アルバムや曲に予めコンセプトがあり、各々がキャラクターを演じるというのがBTSの特徴ですよね。
ただ、今回はビハインドストーリーによると、ソロ曲に関しては事前に決まったコンセプトは無くそれぞれが自身の悩みや辛いことを曲に表現したそうです。
またWINGSツアーで披露したソロ曲のステージで注目すべきはテテの高音の生歌声と表現力の高さです。
公演によってテテの表情や曲の表現の仕方が全く違うので、ぜひチェックしてみてください!
第2位『Scenery』
2019年1月30日『Scenery(風景)』というバラード曲を公開し、Twitterのトレンドにもなりました。
作詞作曲に加え、こちらのジャケット写真も自ら手がけたようです。
https://btsblog.ibighit.com/385
前奏部分では鐘や風の音、テテの息を吐く音、そして雪上を歩く音が聞こえたり、曲中にはカメラのシャッター音がしたりと、テテの感性が活かされています。
歌詞には「花が溢れる道で今日もあなたを見る」や「この歌は君に向けて歌っている」など特定の誰かに向けた歌詞のようにも捉えられますが、テテは「この曲の主人公はARMY」だと伝えてくれました。
世界中に数え切れないほどのファンがいるにも関わらず、その中の1人と思わせないような歌詞がとても素敵ですよね。
またピアノの音色にテテの優しい声がのることで、あたたかみのある曲に仕上がっています。ぜひ聞いてみてくださいね。
第1位『Inner Child』
最新ソロ曲である『Inner Child』は、辛い経験を乗り越えた昔の自分を励ます曲です。
今までコンサートで歌ってきた楽曲とはまた少し違った、ギターを使った明るく清々しい音楽が特徴です。公開された時には「テテのこういう曲待っていた!」という声が多かった曲ですね。
テテが昔の自分に「もう僕たちはたくさん笑っていいんだよ、大丈夫」と優しい言葉をかけてあげている姿を想像してみると、涙が出てきますよね。
テテは初めて天の川を見たときに「天の川なんて信じてなかったけど、本当にあるんだね」とメンバーに言ったそうで、テテの純粋な叫びを覚えていたナムジュンがこの話を入れようと提案したそうです。
残念ながら4月にスタートするはずだったツアーが未だ開催されず、初お披露目もできていないのですが、期待も込めて1位とさせていただきました。
コンサートで聴ける日が来るのを楽しみに待ちましょう!