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BTSの元メンバーが死亡？死因は？
厳密にはBTSの元メンバーというわけではないですが、BTSメンバーと共に練習生時代を過ごし、BTSメンバーの候補生だったIRONが2021年1月25日に亡くなりました。
ソウル市内のマンションにある花壇に倒れて流血しているところが警備員によって発見され、病院に搬送されましたが、一命を取り止めることはできませんでした。
マンションからの転落死とされていて、他殺の可能性は見出せなかったため、自身で飛び降りた可能性が高そうです。
しかし、遺族も死因の究明などは望んでおらず、司法解剖をしていないので、絶対的な死因は明らかにはなっていません。
故IRONはソウル追悼公園で永眠しています。
IRONはどんな人だった？ナムジュンとの関係は？
IRONの本名はチョン・ホンチョルといい、ラッパーとしての実力は確かなもので、将来を期待される逸材でした。
IRONは元々ヒップホップクルーのメンバーとして活動していて、BTSのナムジュンとも一緒に活動していたりしたそうです。
そんな中の2人は共にBigHit（現在HYBE）の練習生になりデビューを目指しますが、ヒップホップ一筋で音楽性が合わなく我慢できなくなったIRONはBigHitを離れる決断をしました。
ちなみにこの曲「We are bulletproof pt.1」は元々ナムジュンとIRONが練習生時代に作った楽曲でした。
これに対し、当時のナムジュンはTwitterで、「IRON兄さん頑張ってください。応援しています。」というようなエールを送っていました。
そんなエールに応えるように、2014年には『SHOW ME THE MONEY 3』で準優勝に輝いています。ちなみにこの時の優勝者はiKONのBOBBYでした。
当時、準決勝でIRONが披露した曲「毒気」は、音源チャート人気No.1にも輝いたほどでした。
しかし、その後は彼の曲やラップよりも、問題行動ばかりが注目を集めるようになってしまいます。
IRONの問題行動の数々とは？
2016年には大麻喫煙の疑いで懲役8ヶ月、執行猶予2年の実刑判決を受けましたが、まるで反省していない様子でした。
そして、2017年には彼女への暴行や傷害、脅迫で訴えられ、またしても実刑判決を下されてしまいます。
さらに、2020年には教え子でもある後輩をバッドで殴るなどしたことで訴えられ、調査を受けているタイミングでIRONはこの世をさってしまいました。
才能を持ちながら、途中から人生の歯車が大きく狂ってしまったIRON。
BTSの躍進がIRONにとっては大きなプレッシャーになって襲いかかってきてしまったのかもしれず、その心境は本人にしかわかることはないでしょう。
しかし、だからといって、IRONのこれまでの行動は決して許されるものではありません。
IRONの死はBTSのメンバーにとっても、特にナムジュンにとってはかなり大きくショッキングな出来事だったと思います。