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『ずる賢いバツイチの恋』のネタバレ
ジョンウの会社に入社したエラは、ある日屋上でジョンウと会い、過去の話で言い争いに。
詰め寄るエラに「お前は公務員である俺の条件が大事で、結局愛してるなんて嘘だったんだよ。お前が俺を捨てたんじゃないか」というジョンウ。
それにエラは「あなたは私たちの幸せを捨てて仕事を成功させたのよ。でも、私があなたに尽くしたあの時の時間と心だけは…侮辱しないで」と必死に訴えます。
「俺が…どれだけつらかったと思ってるんだ！」とジョンウは涙ぐみながら怒鳴り、エラも泣きながら立ち去ります。
互いの正直な気持ちをぶつけあい、今も思いがどこかに残っていることを、2人はことのとき感じたのでした。
その後は互いに話す機会がなかったエラとジョンウ。
そんな時、自社のCM制作話が進み、役員の意見で強引に社長のジョンウが出演するハメに。
しかも相手役の女性社員が急遽撮影できなくなり、ピンチヒッターとしてなんとエラが抜擢され…。
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順調にCM撮影が進む中、エラの方に機材が倒れてくる事故が発生し、とっさにジョンウはエラをかばい機材の下敷きに。ジョンウは病院へ運ばれますが、すぐに意識は戻りません。
エラは罪悪感のあまり、一晩中ジョンウの看病をしながら夫婦だったころのことを色々と思い出し、涙を流します。
ジョンウが回復して間もなく、ジョンウの父親が亡くなったと知らせを受け、ジョンウと共に葬儀に出席したエラは葬儀場へ訪れた社員たちと鉢合わせ。
社員たちになぜ1人で出席したのかと疑われるも、エラはうまく話をごまかします。
父を失ったジョンウにとってエラの存在は慰めとなり、ジョンウの心の中でエラへの気持ちに変化が起き始めます。
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エラがジョンウを見る目が普通じゃないと感じたスンヒョンは
「エラさん、社長のことが好きなのか？」
とエラに尋ねます。
「いいえ」と答えるエラ。
スンヒョンはそんなエラの横顔をじっと見つめていました。
翌日、エラが屋上で気分転換をしているとスンヒョンが現れます。
2人の仲の良い光景を偶然見てしまったジョンウは、スンヒョンから以前に”好きな人がいる”と聞いていたことを思い出し、相手がエラなのだと気付きます。
その日からエラとスンヒョンのことが頭から離れなくなったジョンウは、だんだんとスンヒョンに嫉妬心を抱くように。
「今度のワークショップで好きな人に告白しようと思う」と語るスンヒョンに、内心ジョンウは心をかき乱されていました。
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いよいよワークショップ合宿に行く日となり、社長であるジョンウやヨジンも同行します。
現場ではエラとスンヒョンが一緒にいる所を見るたびに、なぜかヒヤヒヤしているジョンウ。だんだんとエラのことで調子が狂い始めます。
夜になるとエラはスンヒョンに庭に呼び出されますが、ジョンウは子供のようにあの手この手でエラを引き留めます。
エラはジョンウから逃げ出しようやくスンヒョンのもとへ。
そして、スンヒョンは「怒るときも、泣くときも、うれしい時も…全部一緒にいたい」と告白し、エラを後ろから抱きしめます。
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しかし、エラは「気持ちはうれしいけど…ごめん。離して」といい、その場から去ってしまいます。
その光景を見ていたジョンウはショックのあまり目を背け、エラへの自分の気持ちに改めて気づきハッとします。
翌日、改めてエラはスンヒョンに気持ちに応えられないと断るのでした。
ある日、大学時代の同窓会に出席したエラでしたが、遅れてジョンウもやってきます。
盛り上がりつつも昔エラを好きだった同級生が酔ってエラに絡み、思わず助けに入るジョンウ。
エラは「私のことは放っておいて」と冷たくジョンウを突き放します。
同窓会の帰りにスンヒョンと偶然会ったジョンウは、エラの家が使えない間は、エラを自分のアトリエに住まわせている、と聞きスンヒョンへの嫉妬の炎がさらに燃え上がります。
そんな時、エラは大手ホテルからスカウトをうけ面接を受けることに。
ジョンウはエラが会社を辞めるかもしれないと知り、面接会場まで送ろうと待ち伏せ。
エラへの思いを告白しキスをします。
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エラもまたジョンウの思いを嬉しいと感じ、それから2人は昔のように恋人関係に戻っていきます。
その頃、エラの親友のミニョンからエラに連絡があり、「妊娠したかもしれない」との相談。
慌ててエラとミニョンはミニョンの家で妊娠検査薬を使うも陰性。
2人は安心するも、その場でエラは過去を思い出し涙します。
そこへジョンウがエラを訪ねてやってきます。
「赤ちゃんは私の希望だった。でも守れなかった…。一度もパパの声を聞かせてやれなくて…可哀想で忘れられないの」と泣きながらミニョンに語るエラ。
「また思い出したのね。旦那の借金を返すのに働きづめだったじゃない…エラのせいじゃないわ」とミニョンはエラを慰めます。
エラはジョンウの借金返済のため妊娠後も働き、唯一の希望だった子供を失い絶望して、3年前ジョンウとの離婚を決断したのでした。
トイレの前でその会話を聞いていたジョンウは、エラが流産していた事実を初めて知り愕然。
その場に泣き崩れます。
エラを抱きしめ「何も知らずに…苦しめてすまなかった」と謝るジョンウ。
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エラはベッドに横になり、「自分の気持ちがわからなくて怖いの。次は失敗したくない。もう傷つくのは嫌」とジョンウに語ります。
ジョンウは流れる涙を拭いもせずエラの眠顔を見つめ、必ずエラを幸せにしようと誓います。
ところがこの頃、ジョンウの会社の経営状況が徐々に傾き、ジョンウは理事たちから解任案を出されてしまいます。
社内ではエラが社長の前妻だとバレて、元妻を雇ったジョンウの立場は日に日に悪くなります。
エラはホテルへの転職が決まり、会社を辞めることを決意しますが…。
そんな時、「ジョンウが行方不明になった」とジョンウの秘書から連絡を受けたエラは、ジョンウを探し回り見つけ出します。
ジョンウは初心に帰りもう一度やり直そうと、エンジニアとして新しいゲーム制作に没頭。
「社長が一日で無職になるわけ！？もう二度とこんな姿見たくないわよ！」とジョンウを怒鳴り出ていくも、新出発をしようとするジョンウをしぶしぶエラは応援します。
社長職を捨てたジョンウは、新たに小さな会社を立ち上げキル秘書と再スタートを切りました。
すると、数日後エラは履歴書をもってジョンウのもとへ。
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「面接をお願いします。私ほどあなたを知る秘書はいないでしょ？」とエラは強気に言い、2人は互いに笑みを浮かべます。
ジョンウはエラとの未来を心を決め、エラに2度目のプロポーズ。
エラは「2度目の結婚もやっぱりあなたがいい…こんなに愛してるから」と答え、２人はキスをします。
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その後、再婚し子供を授かったエラとジョンウは、子供の名前を相談しながら庭のブランコに座って幸せをかみしめ、互いの幸せを確信したのでした。