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『ハイバイ、ママ!』のネタバレ
ユリは元夫のガンファや親友であるヒョンジョン、その夫グンサンと再会を果たし生きていた頃のように過ごします。
しかし、ユリはまだ自身の家族である両親と妹には会いに行かずに過ごしてます。
そんな時、霊媒師であるドンテクとユリはヒョンジョンが営む食堂を訪れ、ヒョンジョンにドンテクを紹介します。
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ヒョンジョンはドンテクに「ユリはどうして生き返ったんですか?このまま生きられるんですよね?」と詰め寄りますが、ドンテクははっきりと答えずはぐらかします。
ヒョンジョンが買い物に出て2人になると、ドンテクは「お母さんもお前に会いたがって苦しんでるのよ。49日以内に自分の居場所を取り戻せさえすれば生きられるんだから、とりあえず努力しなさいよ」とユリに言います。
しかし「そんなことできるわけないじゃない。ソウさえ元気でいてくれれば私はそれでいい。それを見守って天国に行くわ」と話すユリ。
そこに買い物から戻ったヒョンジョンは、偶然その会話を聞いてしまいます。
ヒョンジョンは「生きてソウの母親にならなきゃ!!」とユリを必死に説得します。
しかし、ユリは「ソウが元気ならいいの。それに…ガンファはミンジョンさんを愛してるのよ!なのに奪うなんてできない!ガンファの気持ちが一番大切よ…」と泣きながらしゃがみこんでしまいます。
ヒョンジョンも涙を流し、しゃがみこんだユリを抱きしめます。
そこに自転車で通りかかり、ユリの横顔を見て自転車ごと転んでしまうユリの母親。
後からそっと近づき、ユリの前に回りはっきりとユリの顔を見た母親は、息をのみ倒れてしまいます。
病院で目覚めたユリの母は、「ユリなの…!?もう一度会えるなんて!顔を…見せてちょうだい」と、付き添うユリを見て涙を流しユリを抱きしめます。
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ユリの父や妹も病院に駆けつけ、一緒に涙の再会を果たしました。
ヒョンジョンとグンサンもユリが家族と再会できたことを喜びますが、ヒョンジョンはユリが49日たてば永遠の別れが訪れることを考え、涙が止まりません。
「ガンファもソウも…ユリのものだったのよ…なのにどうして…」と泣くヒョンジョンをグンサンは訳が分からず慰めるのでした。
その後、ヒョンジョンの食堂にミンジョンも訪れるようになり、ユリとミンジョンは少しずつ親しくなっていきます。
そんなある日、ミンジョンから「ソウのベビーシッターをやってもらえませんか?」と依頼を受け、ユリは毎日幼稚園へのソウのお迎えに行く役を喜んで引き受けます。
ガンファもミンジョンとユリが親しくなることに戸惑いつつも、ユリにソウとの時間を持たせてやりたいという思いから、ガンファもユリを受け入れます。
しかし、ミンジョンはユリがガンファの元妻であり、ソウの実母であることを知らないままです。
そんなミンジョンに罪悪感を抱きつつも、生き返ったユリの思いを優先させてしまうガンファ。
ユリはミンジョンがソウの母親になろうと一生懸命尽くしてきたこれまでの時間を見守ってきたため、ミンジョンの立場を尊重しつつソウと過ごす時間を楽しんでいました。
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しかし、ユリがソウのそばにいたいと考えた目的は、もう1つ。
ソウが持つ幽霊が見える特殊な能力のため、ソウに集まって来てしまう幽霊を追い払い、ソウを守るためでした。
ユリはソウを守るために一層肩に力が入ります。
そんな中、ミンジョンは自分のことやガンファ、ソウのことも以前からよく知っていたかのように接するユリに、少しずつユリに対し妙な感情を覚えるようになります。
そして、近隣の母親たちの間では「ベビーシッターさんとソウちゃん、よく顔が似てない?ソウのパパとベビーシッターが浮気してるらしいわよ」と変な噂までたってしまうまでに。
それでもユリを信頼していたこともあり、変な噂もまったく気にしていなかったミンジョン。
しかし、耐えきれなくなったガンファがついにミンジョンにユリがソウの母親であることを伝えてしまいます。
しかし、ミンジョンは信じようとしませんでした。
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その頃、49日のタイムリミットが迫っていましたが、自分の場所を取り戻す気持ちが無く、時が来たら旅立とうと決めていたユリは、ヒョンジョンを実家に招き食事会を。
そして、ユリは少しずつ部屋の荷物整理を始めます。
ユリの母はユリの様子が少しずつ変わっていることに気づき、再度別れの時が近づきつつあることをなんとなく感じていたのでした。
同じ頃、ヒョンジョンから49日のタイムリミットの秘密を聞いたガンファは、ユリを問いただします。
「もう一度死ぬなんて俺に黙ってみてろっていうのか。死なせないよ、絶対に!」と強くユリに訴えるのでした。
そしてユリはふと、自分の中にあった欲に向き合うことに。
“私だって生きたい。ソウと一緒にいたい。私が生きちゃいけないの?”という思いが溢れ、霊媒師のドンテクに「私、生きたい。自分の居場所取り戻すわ!」と宣言。
しかし、そんなユリにドンテクはつらい現実を伝えます。
「お前がもし生きられたら、ソウは死ぬまで幽霊を見続けることになる…私も最近わかったのよ。ソウの能力はお前と引き換えになるんだって」
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それを聞き愕然としたユリは、ソウに幽霊を見せ続けてまで自分は生きる意味などないと、ソウのために生きることを諦めるのでした。
その頃ガンファはミンジョンと別れる決意をし、ソウとユリの3人で遊園地に出かけることに。
3人で家族としての楽しい一日を過ごします。
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ユリは疲れて眠るソウを横目にガンファに「もしもう一度あの時に戻れても…私はソウを助けてた。結果は変わらないわ」と話します。
そして「生まれて初めて自分より大切な存在ができた。それがソウよ。私が生きれば、ソウは一生幽霊を見続けることになるの。探ったけど方法はないって言われたわ。わかって」と続け、ガンファにこのまま自分の死を受け入れてほしいと伝えるのでした。
そして、うすうす感ずいていたユリの母にも、別れが近いことを伝えるユリ。
思い出話をして、これからも母の心に生き続けることを約束します。
一方、ユリがなぜ蘇ったのか、その謎が分かったドンテク。
ユリの母の強い祈りによって、ユリは特別に別れを伝えるための時間を49日与えられたのだとユリに伝えます。
ユリの母は「あの時出ていくのを止めていれば…」と事故の日のことを何度も後悔し、ユリが亡くなってから頻繁にお寺に行き、”どうかもう一度だけあの子に会いたいのです”と願い事を書き、強く祈りを捧げていたのでした。
話を聞いたユリはミンジョンのもとへ。
「ソウとガンファにはあなたが必要なの。どうかそばで愛してあげて」とユリは伝えます。
そしていよいよタイムリミット直前、最後にヒョンジョン、グンサン家族とガンファ、ソウの6人でキャンプに出かけ皆と思い出を作るユリ。
ソウと別れる際、ユリは「かわいいソウ。笑って楽しく生きていくのよ。来世でもまたママの子供に生まれてきてね」とソウを抱きしめ優しく語りかけます。
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すると、「さようならママ」とソウは初めてユリをママと呼びます。
翌日、ユリはドンテクに見送られ、天国に旅立っていきました。
そして時は流れ、少女に成長したソウの姿が。
ソウに声をかけ近づく2人は、ガンファとミンジョンです。
毎年花を咲かせる桜のように、皆の心の中にユリは生き続けるのでした。