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『PRODUCE48』では日本からの参加者ともかなり仲良くなってくれ、日本のアイドルとも交友があるカンヘウォン。
そんな彼女について、詳しく紹介していきます。
コンテンツ
カンヘウォンのプロフィール
本名:カン・へウォン (ハングル表記:강 혜원 / 英語表記:Kang Hye-Won)
生年月日:1999年7月5日
出身地:韓国 慶尚南道 梁山市
出身高校:普光高等学校(転校)→翰林演芸芸術高等学校(卒業)
事務所:8D CREATIVE
身長/体重:163cm/43kg
血液型:B型
兄弟:弟
メンバーカラー:コーラル
ポジション:サブボーカル/リードラッパー
『PRODUCE48』に出演するまで、長い道のりを経てきたカンヘウォン。
実家のある梁山市(釜山のすぐ左隣にあります)で、高校に通いながら、音楽アカデミーにも通って居ました。
MUSIC K ENTERTAINMENTのオーディションに無事合格し、入所するとともに、f(x)のクリスタルやRed Velvetのイェリなどが卒業したソウルの芸術高校に編入します(2015年9月)。
しかし、その2ヶ月後に事務所の事業部の整理などに巻き込まれ、退所することになりました(2015年11月)。
芸術高校に通いながら約1年間の空白期間の過ごし、2017年1月にHYWYに入社。
しかし、約2ヶ月でデビュー予定だったグループへの選抜に脱落し、結局この事務所も退社してしまいます。
退社後、当時まだ設立されたばかりの現在所属している8D CREATIVEに移籍し、『PRODUCE48』に出演するまでの9ヶ月間を練習生として過ごしました。
高校の頃から親元を離れての生活、さらに度重なる事務所の移動、不安も大きかったこの数年間をよく耐えたからこそ今の成功があるのではないでしょうか。
PRODUCE48の頃のカンヘウォン
https://www.mwave.me/jp/produce48?_pTab=48trainee
事前イタビューでは「純粋・清楚なイメージを担当したい」と答え、トレーナーから「生まれた時からきれいだったのか」と聞かれると、「はい、両親2人とも二重で、どちらにも似ています」と返していたカンヘウォン。
確かに綺麗で清楚ですが、第1審査で音程の合わないIUの「YOU & ME」を披露し、トレーナーに「清楚なだけだね」との酷評を受け、実力最下位のFクラスに入れられてしまいました。
視聴者からは「ぎこちないダンスに、弱い声、これはFクラス確定だろ」などという声が上がり、この時点での順位は38位でした。
このような酷評を浴びせられたカンヘウォンですが、第3話から徐々にカンヘウォンの逆襲が始まりました。
第3話の課題はグループバトル評価で、上位メンバーの指名制によるチーム分けが行われたのですが、カンヘウォンは誰にも指名されず、いわゆる「残り者」でチームに。
さらに悲惨なことに、いちばんチームのイメージに合わず避けたかったBLACK PINKの「BOOM BA YAH」が披露曲になり、カンヘウォンは「無理だよ、どうしよう」と思わず涙を流しまいます。
https://needfriday.tistory.com/56
司会イスンギの慰めの言葉を聞いたカンヘウォンは、チームの最年長らしくみんなを引っ張っていこうとしますが、最難曲に当たってしまった最弱チームの出演者たちは泣いたり、ただ呆然としていたりで、練習どころではありません。
また、「BOOM BA YAH」はラップパートが多く、日本人出演者はラップはおろか韓国語もできないという状態。
かつ、韓国人メンバーからもラップはできないという声が上がる中、カンヘウォンがクールに「私がやるよ」と何か覚悟を決めた表情で切り出し、「清純イメージ」だった彼女がなんとこの曲のラップ担当をすることになりました。
第4話放送前に公開された各個人のステージ映像では、第3話の涙の出るカンヘウォンの決断もあってか、千葉恵里とカンヘウォンの映像の視聴回数が全練習生の中でも高い数値を記録しました。
https://m.blog.naver.com/kahnis/221319412274
第4話では、チームの練習風景が放送されましたが、日本人メンバーはもう諦めたようにふざけて全く練習しません。
そんな日本人メンバーをカンヘウォンは練習するように上手く説得し、視聴者からは「まるで保育園の先生だ」との声も上がりました。
また、リハーサル中には鬼のチータートレーナーから酷評を受けるも、ソユトレーナーからメンタル面での指導を受け、メンバー全員自信を持って練習に励むようになります。
本番のグループバトルでは、対戦チームのラッパーに54票対44票で惜しくも個人得票数は負けてしまいましたが、カンヘウォンが指導した日本人メンバーの努力もあり、チーム全体ではなんと相手チームをはるかに上回る得票数で、このグループバトルに勝利しました。
第5話の順位はまだ25位とデビュー圏には遠かったのですが、それでも以降のカンヘウォンは人が変わったかのように自信に満ち溢れ、おどけた姿も見せるようになります。
https://xxpirate.blogspot.com/2018/08/gif2produce48.html
第6話では、ラップ&ボーカルバトルという課題が与えられ、またラッパーというポジションになり、今度はパートナーとの別れを描いたバラードのラップ部分の作詞をしなければならない立場に。
初めての挑戦の連続に、戸惑いの隠せないカンヘウォンでしたが、こちらも無事やりきり、鬼のチータートレーナーからは「へウォン…あんたは話もできない子だったのに、声を出そうとしてるのがもう私は嬉しくて涙が出そう」と成長を評価されます。
また、ソユトレーナーからは「本当にへウォンが男性と別れたばかりみたいだ」と作詞とラップへの努力に賞賛の声があがり、ラップ&ボーカルバトルでの得票数は400票となり、全体では12位という好成績を納めました。
この頑張る姿が評価され、第8話での順位発表では一気に3位にランクインします。
後半は番組中での露出があまり多くなかったものの、ラップから清純派イメージのパートに戻り、順調にデビュー圏をキープ。
編集であまり番組で取り上げられる機会はなかったせいか、最終順位を8位と落としたものの、無事この順位でデビューが決定しました。
PRODUCE48で芽生えた佐藤美波との友情
また、この上位へのランクインには日本人メンバー佐藤美波との熱い友情も関係しています。
出会いは最初のクラス編成でFクラスになった時でしたが、その後「BOOM BA YAH」でも同じチームになり、「残り者」と呼ばれた悔しさをバネに、一緒に練習を通して友好を深めていきます。
誰も予想していなかったこのチームの逆襲により、佐藤美波は第1回の順位発表式でギリギリの58位にランクインします。
この時一番大喜びしていたのがカンヘウォンでした。
また、終盤のグループ評価でも、「また会おう」という曲で一緒のチームになります。
この曲は国境を超えた大親友2人のための曲といっても過言ではないくらい、2人を象徴するような曲でした。
その後の順位発表で、カンヘウォンは3位に選ばれましたが、佐藤美波は呼ばれず、ここで脱落となります。
名前の呼ばれない間、カンヘウォンは「ここで脱落したら美波の家にいこうと考えていた」と言います。
https://ameblo.jp/rsn48/entry-12396755024.html
名前が呼ばれ、舞台上でのスピーチでは、「佐藤美波。あなたと友達として過ごせて本当に幸せだった。私達が離れることになったとしても、あなたとまた会いたい。ありがとう。」と韓国語で佐藤美波にメッセージを残しました。
2人は今も連絡を取り合っているとのこと。
そんな2人の友情をうまくまとめた動画がこちらです。
この国境を超えた友情に感動を受けた視聴者がカンヘウォンに多くの票を入れました。
カンヘウォンのラップの実力は?
カンヘウォンは『PRODUCE48』で初めてラップに挑戦したラップ超初心者ですので、実力があるとは決して言えません。
しかし、Fクラスから這いあがり、超難曲でラップに初挑戦し、またラップの作詞にも挑んだカンヘウォンを、ファンはこう呼びました。
https://m.blog.naver.com/kahnis/221319412274
「地獄から来た清純ラッパーカンヘウォン」
地獄とは、実力最下位のFクラスのことです。
クールで清楚な顔立ちの彼女が地獄からやって来て、さらにラップをする!というこのギャップに視聴者たちは驚かされました。
また、努力してラップの技術を習得しようとする姿も印象深く、応援したいという気持ちを掻き立てられました。
『IZ*ONE』の活動でも、あまりボーカル&ラップの個人パートが与えられていないのを見ると、努力は認められているものの、ボーカル&ラップの実力は認められていないのでしょう。
しかし、ファンもそこまで彼女にラッパーとしての活躍を望んでいないので、清楚な顔だがラップもできるという意外性を持っている程度でOKなのではないでしょうか。