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数多くのヒット曲をもつBTS。
有名なタイトル曲は知っている方も多いと思いますが、今回はファンだからこそおすすめしたい隠れたBTSの名曲たちをランキング形式で紹介していきます!
コンテンツ
第7位『Spine Breaker』
BTSが2014年に発表した2ndミニアルバム『Skool Luv Affair』に収録されている楽曲『Spine Breaker』。
Spine Breakerは、日本語で背筋ブレーカーと呼ばれている楽曲です。
親に苦労をかけて背筋を破壊させる事を韓国語では、「背骨が抜けるほど働く」と表現し、そのような子どもが欲しがる高価な商品のことを背筋ブレーカーと呼んでいます。
この言葉は、 2011年頃にノースフェイスのダウンジャケットが10代の若者の間で流行してから生まれたものなのだとか。
上京する際にダウンを両親に買ってもらったというテヒョンに背筋ブレーカーだ!と話していたメンバーたち笑
Spine Breakerの歌詞にも、しっかりとダウンジャケットの話が出てきます。
このアルバムは「学校三部作」シリーズとして発売されており、夢もなく生きる若者たちや一つの同じ考えを強いる学校への疑問や反発。抑圧された10代の心を代弁した楽曲が多く収録されています。
この背筋ブレーカーでも、親に苦労をかける人々をひと蹴りするBT Sらしい強気で爽快な歌詞が印象的です。
どこか懐かしいレトロ調の癖のあるメロディーは一度聞いたら耳から離れません!
BTSが様々なことに挑戦するバラエティ番組『Run BTS!』では、Spine BreakerのセルフMVを作るという企画もありました!
メンバーそれぞれが役割分担して、振り付け、カメラ、衣装、メンタルなど笑
そしてできたMVがこちらです。
VLiveやWeverseから撮影の裏側もぜひチェックしてみてください!
第6位『Autumn Leaves』
BTSが2015年に発表した4thミニアルバム『花様年華pt.2』に収録されている楽曲『Autumn Leaves』。
Autumn Leavesは、枯れた葉が落ちていく姿をすれ違いを続けて終わりをむかえる恋愛に重ねた楽曲です。
R&Bを基調としたおしゃれなサウンドと、どうか落ちないで欲しい、愛おしい君をまだ諦められそうにないという切ない思いの歌詞が合わさった美しい一曲になっています。
Autumn Leavesはユンギのプロデュース楽曲で、歌詞の内容はユンギ自身の実体験ではないと本人は明かしているようですが、実際はどうなのでしょうか笑
花様年華に収録されている楽曲はどれも本当に素敵なんですよね。
特にRMのラップパート「君は僕の5つ目の季節」という歌詞が印象的です。
ぜひ日本語訳を見ながら聞いてみてください!
この曲が気に入った方はユンギのプロデュース曲、1stアルバム『DARK&WILD』に収録されているRAINもぜひチェックしてみてください!
第5位『MA CITY』
BTSが2015年に発表した4thミニアルバム『花様年華pt.2』に収録されている楽曲『MA CITY』。
作詞作曲にナムジュン、ユンギ、ホソクが参加しています。
MA CITYは、自分が生まれ育った街について歌った楽曲です。
次のようにメンバーそれぞれの出身地が異なるBTS。
・ジンとナムジュンは京畿道(キョンギド)
・ユンギとテテは大邱(テグ)
・ホソクは光州(クァンジュ)
・ジミンとジョングクは釜山(プサン)
なかでも、光州出身であるJ-HOPEの歌う「모두다눌러라062-518(みんな押せ、062-518)」という歌詞が大きな話題を呼び、注目が集まりました。
062は光州の市外局番、518は5月18日光州事件を意味しています。
J-HOPEは、毎年5月18日を哀悼しており、MA CITYの自分のパートでは先ほどの歌詞以外にも様々な比喩を用いて光州事件についての強い思いを伝えています。
MACITYの中でも、光州出身の彼にしか歌うことのできない最もメッセージ性の強い歌詞になっています。
走り出したくなる様な爽快なメロディーは、聞くだけでテンション上がりっぱなし!
彼らの故郷への思いが感じられ、ライブで盛り上がること間違いなしの一曲です。
歌詞にも注目してぜひ聞いてみてください!
第4位『Converse High』
BTSが2015年に発表した3rdミニアルバム『花様年華 pt.1』に収録されている楽曲『Converse High』。
曲名の通り「コンバース」のハイカットを履いている女性が好きだという気持ちを歌った曲です。
ナムジュンが女性のタイプを話す時に必ず出てくるのが「赤いコンバース」。
その想いが強すぎるあまりBTSとして曲まで作ってしまいました笑
明るい曲調で、聞いていると心が晴れやかにハッピーな気持ちになること間違いなし!
天気の良い日にぴったりな楽曲です。
特にジンの爽やかで伸びのある歌声に注目してください!
BTSの曲の中でもこういう雰囲気の曲はあまり多くはないので、隠れた人気曲です。
テレビ番組では、ブランド名が出せないのでラバースハイに変更して歌っていました。
こちらは7人バージョン。
コンバースハイへの愛をこれでもかと歌っている中、ユンギらしさ全開のラップパートの歌詞が面白いので、ぜひ日本語訳をチェックしてみてください笑
赤いコンバースであること、ローカットではなくハイカットであること。
リーダーの強いこだわりが感じられる楽曲です笑
第3位『いいね!Pt.2~あの場所で~』
BTSが2014年に発表した日本での最初のアルバム『WAKEUP』に収録されている楽曲『いいね!Pt.2~あの場所で~』。
最近では、ほとんど歌われる事がないためレア曲になっているかもしれませんね。
日本語曲として発売されましたが、韓国をはじめ世界中のARMYからの人気も根強い楽曲で、韓国で行われたライブでは、韓国語バージョンを披露した事もあるほどです。
「いいね!Pt.2」は、もともとBTSが韓国語で歌っている「いいね!」という楽曲のアンサーソングです。
「いいね!」は、別れた女性のSNSにいいねを押すか悩む未練のある男性の気持ちを歌った楽曲で、写真がアップされるたびに気になって仕方ない、自分と離れてからもっと綺麗に輝く彼女への複雑な感情を表現しています。
アンサーソングである「いいね!Pt.2~あの場所で~」は、「いいね!」で登場した彼女とのその後の物語が描かれています。
別れてからも自分だけが彼女を思い続けていることに落ち込んでしまったり。
知らないうちに自分の知らない女性へと変わっていく彼女、久しぶりに会う約束をして同じ思いではない事を痛感してしまう。
もしも同じ気持ちなら、この場所で待ってるから来てほしいという、後悔を歌った切ない恋愛ソングになっています。
インスタグラムやFacebookのいいね!機能についての歌詞もBTSと同世代の人にとって共感できるポイントではないでしょうか。
かなり悲しい歌詞ではありますが、最近のBTSの楽曲にはあまり出てくる事のないリアルな恋愛模様が描かれています。
ジョングクの印象的なボーカルから始まり、バックのサウンドや何層にも重なるハモリが綺麗な一曲!
明るい曲調の中にも、どこか切ない気持ちにさせる絶妙なメロディー展開をぜひ堪能してみてください。
そして、サビのセクシーな振り付けにもぜひ注目してみてくださいね笑