BTSが解散を悩んでいた理由とは?2026年までは解散しないって本当?

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BTSの解散危機BTS
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「BTSが一時期解散の危機にまで追い込まれていた」ことをファンが知ったのは、2018年の年末に行われたMAMA in 香港での出来事でした。

年末の授賞式はアイドルやファンにとって大事な一大イベントですよね。

今年も無事に大賞が取れたとファンたちが安堵している中、BTSの様子はいつもと違いました。

一番初めに話し始めたホソクが涙を流し、最年長のジンが目をうるませながら「僕たち、今年の初めは精神的にとても辛かったんです。解散をするかしないかまで考えました」と口にしました。

この言葉にファンは驚きを隠せませんでした。

デビュー当時は売れないとまで言われながらも着実に人気を集め、2016年に韓国で初めての大賞を受賞したBTS。

2017年には10ヶ月にも及ぶ大規模なワールドツアーをこなしながら、5月には初めて米国のビルボードの授賞式に参加し、トップソーシャルアーティスト賞を受賞。さらに11月にはアメリカンミュージックアワードでのパフォーマンスまで果たしました。

こうして2017年を機に一気に世界的人気と注目を集めた彼らは喜びはもちろん、そのプレッシャーも計り知れないものだったのではないでしょうか。

ユンギはアメリカンミュージックアワードに出演後、実際には想像もしていなかったことを自分たちが成し遂げて、怖くてシャワーを浴びながら泣いたそうです。

ナムジュンもあまりにも大きなことを成し遂げて、虚無感のようなものを抱いたと話していました。

自分たちの想像を遥かに超えた成功を収めたことが、大きなプレッシャー・負担・恐怖になり、それが彼らに重くのしかかったようです。

これは大きな成功を収めた本当のトップアーティストやトップアスリートにしか本当に理解することはできないものだと思います。

好きで始めたものでも、いつの間にかプレッシャーや恐怖の方が圧倒的に大きくなってしまったら、いくら人気があっても解散を考えてしまうのかもしれません。

そして話し合いを重ねて、もう一度みんなで頑張ろうと決めたBTSは、まだ1年以上の契約期間が残っているなか、再契約をしました。

この再契約がなければ、最初の7年契約が満了する2020年6月13日にBTSは解散していたかもしれません。

ファンとしては話し合って再契約をしてくれたみんなに感謝ですよね!

現時点では2026年まで契約を延長していることを事務所は認めています。

みんなでずっと長く続けていきたいとメンバーたち自身も願っているようですが、終わりがあるということも彼らなりに考えているようです。

ホソクは「いつか手放さなければならない時はきっと来るけれど、それが墜落ではなく着陸だったら後悔はない」と話し、ナムジュンは「終わりの準備をするのではなく、今最善を尽くす」と話していました。

韓国の人気グループといえば人気絶頂期には休みをとらず、走り続けるイメージがありますが、BTSは2019年には1ヶ月近くの長期休暇を取り入れたりと自分たちの精神的な面も考慮しています。

そして後悔がないよう、いつか来るであろう終わりを意識しながら今を大切にしているようです。