『新米史官ク・ヘリョン』のあらすじ・キャスト・相関図・ネタバレ・感想

新米史官ク・ヘリョン韓国ドラマ

『新米史官ク・ヘリョン』のネタバレ

トウォン大君が度々うなされていた悪夢。

徐々に鮮明になっていく夢を追ううちに、トウォン大君はある小屋を見つけ、その中に先王イ・ギョムの肖像画を発見。

ヘリョンはその肖像画を見て、一目でそれが先王であることがわかりました。

なぜすぐにわかったのか尋ねるトウォン大君に、ヘリョンは初めて自分は逆賊の娘であることを告白。

父が逆賊として亡き者にされ、逃げているところ父の弟子だったジェギョンがヘリョンを引き取り育ててくれたと話し、記憶の中に残る先王と父の優しい笑顔を思い出し涙します。

先王と幼いヘリョン
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20年前、父たちに何があったのか気になったトウォン大君とヘリョンは、当時のことが記録されているであろう史官が残した史草を探し始めます。

そこで、ほとんどが左議政の手により消された中で、唯一命をかけてまで事実を記した史官がいたことを突き止めます。

彼は20年前の出来事のありのままを記録したものを隠し、命を奪われる最後の瞬間までその史草の在り処を誰にも伝えず、この世を去った正義感の強い人物でした。

ヘリョンはこの事件の真相を知るためヒントを集めていき、史草がトウォン大君が軟禁されている緑嶼堂に隠されていることを確信。

遂に史草を見つけ真実に近づくものの、史草は史官以外は王でさえ読むことが禁じられていました。

真実を明らかにするために、ヘリョンは上訴という大胆な行動に出ます。

「20年前の史官が提出した史草が操作されたという証言と、それを証明する史草を発見した。歴史を歪曲するように史官に強制したのが誰なのか、真実を明らかにして下さい。」

そんな内容の上訴を読み上げたウウォン。

怒った王は二度とその議題をあげるなと去っていき、左議政は息子のウウォンを拘束させます。

こうして現王が自分の本当の父ではないと知ったトウォン大君は大妃に真相を聞き、20年前リムが生まれた日の事実を知るのでした。

それは20年前、先王のイ・ギョムは、ヘリョンの父ムンシクと共に医術などを学ぶ”曙来院(ソレウォン)”という塾を開いていました。

その塾は、身分や男女の格差が全くない万民が平等な世界が作られた、先王の夢の第一歩のような場所でした。

ところが当時の社会には到底受け入れられるものではなく、それらを排除しようとした左議政は先王の代わりに現王イ・テを王として立てることを決意。

そうしてやってきた運命の日、塾にいた人物はヘリョンの父も含めみな敵の刃に倒れました。

ところが、生け捕りにされたヘリョンの父の弟子であった少年ジェギョンは、命を脅されながら先王の密書の書き換えを強要され、従った代わりに一命を取り留めます。

こうして自分だけが生き残ってしまった罪悪感から、師匠の娘であるヘリョンを自分の妹として大切に育てたのでした。

ジェギョンが書き換えた密書には、先王が清と内通し売国行為をした証拠が書き記されていました。

それを先王につきつけた左議政は、責任を問いその手で先王に剣を突きさします。

名家でなくても官職に就くことができる世を夢見た先王の野望は、ここで終わったのでした。

先王を問い詰める左議政
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トゥオン大君が誰なのか、その真実を現王から聞いた世子は、トウォン大君がいる緑嶼堂に禁軍を置いて彼を監禁。

様子もわからないトウォン大君が心配であり自分も父を亡くした当事者であるヘリョンは、20年前の事件を明るみに出すため、兄ジェギョンともう1人の生き残りである医女モファに協力することに。

ヘリョンの味方となってくれる大将の協力の元、監禁されているトウォン大君を外へ連れ出し、彼に従うすべての臣下と対面を果たします。

そして、大妃が自分の息子である先王の直系であるトウォン大君を王に立てる計画を、王の即位20年の式典で実行することをモファが伝えます。

反対に、左議政はその式典でトウォン大君と大妃を亡き者にする計画をしていたのでした。

 

現王の即位20周年式典の当日。

突如ジェギョンが前に出て、20年前の事件で自分が左議政の指示で先王の密書を書き換えたことを自白します。

自白するジェギョン
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さらに「王はキリスト教信者ではなく、”曙来院”は新しい書物を学ぶところだ」とだけ書かれた本当の密書を差し出し、自分と共に左議政の処罰を王に申し入れます。

20年前の罪人を信じるべきでないと主張する左議政一派、さらに大妃がトウォン大君を王位に就けようと逆心を抱いていると主張し始める始末。

するとそこへ、トウォン大君がやってきて自分はトウォンではなく先王の息子イ・リムであると言い放ちます。

過去20年間、王はいつでも自分を亡き者にすることができた、それでも自分を生かしたのは何の罪もない先王を廃位した罪悪感からではないかと問い詰めるトウォン大君。

王はそんな彼の言葉に怒り心頭し、そんなやり取りをしている間も筆を止めない史官たちに書くのをやめろ、筆を止めない史官はこの場で首をはねると叫びます。

その言葉に反抗するように、ヘリョンはトウォン大君の隣にひざまずき王の前で筆を動かします。

トウォン大君の隣で筆を動かすヘリョン
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2126929

反抗的な態度を取るヘリョンに剣がつきつけられた時、

「私を切っても筆は止まりません。私が死んだこの場所に他の士官が来て座り、その士官を殺せば別の士官が来て座ることでしょう。王様がこの地のすべての士官を殺し紙と筆を奪っても、決して防ぐことはできません。人々の口から口へ、師匠から弟子へ、親から子へ、伝わっていくのです。それが真実の力です」

涙ながらにそう訴えるヘリョンの後ろに、同じくひざまずいていく史官たち。

それに対し全員を討つように訴える左議政の言葉を遮り、止めに入ったのは世子でした。

すべての元凶が左議政だとまだわからないかと、トウォン大君と史官たちの訴えを受け入れ20年前に起こった誤りを正すよう訴えます。

そんな世子の訴えにより、20年前の出来事がすべて正されたのでした。

王の前に出た史官たち
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こうして当然トウォン大君が次期王になると思われたのですが、彼は王位を継承する気はないので大君の座を降ろして欲しいと大妃に懇願。

涙ながらに全力で反対する大妃を前に何も言えないトウォン大君でしたが、彼は既に緑嶼堂を出る決心をしていました。

緑嶼堂に戻りヘリョンと合流し、「これが終わりではない、これからが始まりだ」と言う彼女と共に緑嶼堂での思い出を懐かしむのでした。

 

それから3年後。

史官たちは相変わらずで、ヘリョンも変わらず仕事に精を出す日々。

サヒは史官を辞め、貧しい子供たちに勉強を教え先王の夢を引き継いでいました。

そして、亡き左議政のお墓参りに来ていたウウォンを迎えに行く芸文館の史官たちの面々は、王様になった世子から復職の命令が出たと伝えます。

王となったイ・ジンは、ジェギョンとモファと共に先王がやりかけた夢である”曙来院”を再建することを夢に掲げ、多くの反対意見と戦う姿勢を見せました。

一方のリムは、今も怒っている大妃に手紙を送りつつ、王宮を出て様々な場所へ放浪の旅に出ていました。

 

そうして1ヶ月ぶりにヘリョンと再会し、愛を確かめ合う2人。

3年前の出来事の後も愛を育んできた2人は、晴れて自由な恋愛を楽しんでいました。

一緒に眠りにつき、出勤するヘリョンを見送るリム。

一緒に眠るヘリョンとリム
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ヘリョンは寝坊し、遅刻しそうになりながら走って王宮へ向かいます。

走ってきたヘリョンが中に入るのを止めた門番に「史官ク・ヘリョン」の札を堂々と見せたヘリョン。

こうして彼女は、今日も史官としての任務を全うします。

『新米史官ク・ヘリョン』の感想

新米史官クヘリョンの撮影の様子
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2121375

女性の活躍が目立ってきている今の世の中、時代劇なのですがとても今の時代に合った内容だったなと思いました。

初回からハツラツとしていて学ぶことに貪欲だったヘリョン。

王宮に入ってからも、王様を前にしても物怖じせず真実を追求していく姿はかっこよかったです!

色白で純粋すぎるトウォン大君よりも遥かに男らしかったですね(笑)

そんなトウォン大君も、始めは自分の人生に甘んじているように見えたのですが、実は心の奥底にずっと疑問を抱いていたことがわかってきたところは胸がじーんとしました。

なぜ父が自分を嫌うのか、そしてなぜ軟禁されなければいけなかったのか、聞きたくても聞けないもどかしさが最後に大爆発!

ヘリョンと出逢ったことで本当の自分の人生を取り戻していき、最終回はすっきりした気分でした。

あくまでフィクションなので、よくある時代劇の苦しすぎる展開はなくすっきり見れたのはこのドラマの良いところでした^^

正義の勝つ最高のエンディング、そしてヘリョンとトウォンの終始らぶらぶな様子には大満足!

これまでとはまた一味違った感覚の時代劇、綺麗な映像とキャストの美しさに癒され軽い気持ちで見ることができる素敵な作品です。

 

最後に

朝鮮初の女性史官を軸に描かれたフィクション時代劇ロマンス『新米史官ク・ヘリョン』。

シンセギョンとチャウヌのカップルはとにかく美しく、終始見入ってしまう作品です。

フィクションだからこそ重すぎず、真実の力を見せてくれるメッセージのこもったドラマでした。

まだ見ていない方、Netflixで随時配信されているのでぜひ一度ご覧ください♪