それから1週間後に目を覚ましたサニー。
太后カン氏は責任を逃れるために記者会見ですべての事件の背後にワンシクがおり、さらにチョングム島の麻薬事業はヒョクが噛んでいると公表することを計画していました。
ヒョクはいつも通り一旦彼女に従うかのように見せかけましたが、自分を命がけで守ってくれたサニーとウビンに心動かされ、母・太后カン氏へ復讐することを決意します。
太后カン氏はウビンが爆発事件後行方不明だと報告を受けますが、その遺体はヒョクが隠していました。
改めてウビンの遺体を確認したヒョクは彼の代わりに復讐することを胸に固く決意、ウビンに成り済ますために顔中に包帯を巻いて太后がいるチョングム島へ向かいます。
そこでは太后カン氏が、証拠隠滅のために施設すべてを焼き払っていました。
ヒョクはそこへちょうど到着し、人体実験に使われた挙句、檻に閉じ込められた被害者たちを助けていき、最終的には母・太后カン氏の前に現れます。
憎きワンシクが現れたと思いここですべて終わりだと拳銃を彼に向け顔に笑みを浮かべる太后カン氏は、相手が自分の息子だとも知らずそんな彼に向かって銃を放ちます。
ちょうどそこへ現れたサニーが撃たれた彼の元に駆け寄り包帯を取ったところ、ワンシクではなくヒョクであることが判明。
それを見た太后カン氏は一瞬怯むも、全部ヒョクが悪いのだとここに来ても息子のせいにして逃げていきました。
ヒョクは母の手により、愛するサニーに看取られながらこの世を去ったのでした。
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皇宮に戻った太后カン氏は海外へ逃亡するために金庫にあるありったけの財産を急いで集めていました。
そこへガンヒがやってきて、アリを皇太女にする話はどうなったのかと問い詰め、過去にお互いが犯した罪を暴露し合いながら激しく言い争います。
そうしてヒートアップした2人が部屋の外へ出たところ…そこには記者たちを集めたサニーの姿が。
こうして太后カン氏とガンヒはお互いの罪を綺麗に自白した形となり、2人は拘束された上、のちの裁判で死刑判決を受けたのでした。
その後皇室廃止を巡る騒動を収めるため、サニーが記者会見を実施。
太皇太后チョ氏が自ら命を絶ったことや彼女の残した本物の遺書を公開し、その遺産はすべて皇室により被害を被った被害者のために使うと公言し事態を収めたのでした。
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それから1年後。
結局国民の意向により終わりを告げた皇室は、皇室博物館として多くの観光客でにぎわっていました。
事件のショックから一部記憶喪失になったアリはサニーを実の母と慕い、サニーの家族と共に平凡な日常を送ります。
サニーはいなくなってしまった人々を想い胸に秘め、平凡な女性として今を一生懸命に生きるのでした。