『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』の感想|韓ドラ歴15年以上の私のNo.1

※本ページのリンクには広告が含まれています
韓国ドラマ
スポンサーリンク

トップ画像http://program.tving.com/tvn/dokebi/14/Board/View?b_seq=9

アジア中で爆発的な人気を誇った韓国ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』。

韓国ドラマを普段見ない人でさえ知っている印象があり、このドラマの知名度の高さを感じた作品です。

それもそのはず、韓ドラ歴15年以上の私の中でも、この作品は脚本・キャスト・映像美、どこを取ってもこれまで見た韓ドラでナンバーワン!!

笑って泣いて感動して…感情が忙しすぎました(笑)

具体的にどこがどうよかったのかなど、その感想を紹介していきます!

パーフェクトなキャスト&キャラ設定

まず一番に言えるのが、キャストとキャラクターのマッチ度合いのパーフェクトさ!

もうこの役者さんたち以外では考えられないというほどにぴったりハマったキャストにドはまり間違いなしです。

まずは主演”トッケビ”を演じた大人気俳優コンユ!

トッケビ役のコンユ
http://program.tving.com/tvn/dokebi/17/Board/View?page=8&b_seq=4

900年以上の歳月を生かされるという罰を与えられ、1人寂しく生きてきた”トッケビ”=鬼の役。

誰よりも長生きし世界の移り変わりや数えきれない程の人々の人生を見守ってきた人生のプロです。

にも関わらずウンタクに出会い初めて恋に落ちた彼のウブな様子には胸きゅん間違いなし!

どんな幽霊にも負けない強い彼の姿に恋をし、どこか寂しそうな彼の瞳に恋をし、表情の1つ1つに900年の重みを感じる圧巻の演技はコンユだったからこそ。

いつでもかっこいいコンユですが、このトッケビを見ずしてコンユの作品は語れません。

 

続いてヒロインウンタクを演じたキムゴウン。

ウンタク役のキムゴウン
http://program.tving.com/tvn/dokebi/17/Board/View?page=8&b_seq=10

映画に出演し演技派女優として頭角を現し始めた頃にこの作品でヒロインを演じたことで一躍有名になったそうで、私も本作品で初めてお目にかかりました。

お世辞にも美人とは言えない(失礼…笑)ビジュアルではあるのですが、役になりきる演技力はピカイチで一気に彼女のファンに。

トッケビやほかの登場人物とのテンポの良い掛け合いや逆境にめげないキャラクターは愛嬌満点で、ただただ可愛いの一言!

母を亡くしトッケビの花嫁として切ない運命を背負った孤独な少女の姿を見た時にはもう応援しないわけにはいかない、何とか幸せになって欲しい…!

そう願いながら最終回まで一気見しました。(笑)

ウンタク役は他の女優さんでは考えられない、コンユとの年の差さえもこのキャラ設定だからこそ違和感なく見ることができ、100点満点のヒロインでした。

さらに強烈な印象を残したのが”死神”役を演じたイドンウクでしたね。

死神役のイドンウク
http://program.tving.com/tvn/dokebi/17/Board/View?page=5&b_seq=53

とてつもなく色白でどこか悲壮感のある表情が得意な彼、見ているうちに本当に”死神”なのでは…?と疑ってしまうほど。(笑)

トッケビとのブロマンスは大人気で、長身な2人が並んだ姿は絵のようながら、2人の掛け合いはコメディ感満載で何度も笑わせてもらいました(笑)

彼もまた切ない運命を抱えながら死者をあの世へ送る任務を淡々とこなし、そんな中でサニーと恋に落ちます。

主役級の俳優なので始めはイドンウクがサブの死神役だなんて贅沢だなと思ったのですが、見ていて納得、この役は彼しかいない!

見事なキャスティングでした。

 

そして最後にウンタクのバイト先の社長サニー役のユインナ。

サニー役のユインナ
http://program.tving.com/tvn/dokebi/17/Board/View?page=5&b_seq=62

彼女もまた主役級の女優なので、このドラマのキャスティングの豪華さが伺えます。

とても派手で今時な雰囲気なのですが、自分で店を切り盛りするやり手でかっこいい女性。

ウンタクも何度もかっこいい…と劇中に呟くほど男気のある素敵な女性役で、これまで可愛らしい役の多かったユインナにとっては珍しい役だったそう。

死神との恋も彼女だったからこそ笑って見ることもでき、彼女の強さに涙してしまうことも…。

主役が2組いるような豪華なキャスティングの本作品、素晴らしい出来に決まってますね。

韓国のトップをいく俳優女優陣が作品を固めていて、なんて豪華なドラマなんだ…と感じたのが第一印象。

そんな期待を全く裏切らない、最高のテンポで繰り広げられる台詞の掛け合いは面白すぎました。

トッケビ×ウンタク、トッケビ×死神、死神×ウンタク、ウンタク×サニー、死神×サニーと、どの組み合わせも好きすぎてリピート必須でした(笑)

まるで映画さながら!美しすぎるロケ地に良すぎるOST

本作品の素晴らしい点で外せないのが、その映像美。

まるで映画を見ているようなロケ地の壮大さや衣装とのコントラストで、何も考えずに見ているだけで癒されます。

まず誰もが思い浮かべるのが、海外ロケ地のカナダの都市ケベックではないでしょうか。

紅葉の綺麗な道をトッケビとウンタクが歩く姿…この作品の放送後にケベックへの旅行客が増えたというのも納得です。

私も次に行きたい海外旅行先にしっかりリストアップされています(笑)

ケベックのお墓に立つウンタクとトッケビ
http://blog.jinbo.net/manito/290

ケベックの噴水前のウンタクとトッケビ
http://program.tving.com/tvn/dokebi/17/Board/View?page=4&b_seq=89

他にも、ウンタクが孤独な誕生日にトッケビとの運命を感じたあの防波堤。

防波堤で向き合うウンタクとトッケビ
http://program.tving.com/tvn/dokebi/17/Board/View?page=5&b_seq=66

そしてトッケビだけの空間であり、ウンタクと結婚式を挙げるそば畑。

そば畑に立つトッケビ
http://program.tving.com/tvn/dokebi/17/Board/View?page=6&b_seq=51

どのシーンを切り取っても絵になる場面ばかり!

一度見終わったあとも何度も見返したくなる秘訣は、この映像美にあると言っても過言ではありません。

そして、さらにそれを助長しているのが背景に流れるOSTの数々。

名曲だらけで私もドラマを見たあとすぐにダウンロードしていつも聴いています。

歌手はEXOのチャニョル&PUNCH、CRUSHやOSTの女王Aileeなどそうそうたるメンバーばかり。

美しすぎるロケ地と心奪われるOSTを背景に繰り広げられる、美男美女のキャストの熱演…魅力ポイントが多すぎて紹介するのが大変なくらい、どこを取ってもナンバーワンなドラマでしたね。

死神とサニーの恋:第2のラブストーリーに2度感動

トッケビとウンタクの恋と並行して、死神とサニーの壮大な恋愛模様も描かれた本作品。

これもただの死神と現世の女性の恋模様なんかではもちろんなく、前世が大いに絡んできます。

前世でトッケビの妹であり王妃だったサニーと、そんな兄妹2人の敵である王だった死神。

前世の記憶がなかった頃の2人のやり取りはまるでコメディで、何度も笑い癒されるシーンがたくさん。

天邪鬼な死神と信じられないという様子でもなぜか彼にひかれてしまうサニーのやり取り、本当に好きでした(笑)

死神とサニー
http://program.tving.com/tvn/dokebi/17/Board/View?page=5&b_seq=55

しかし死神に心惹かれながらも、前世を知ってしまったサニーは心に蓋をして今世では別れを選びます。

それがサニーなりに考えた死神への罰であり愛を守る方法であり、このサニーの選択に彼女の強さがぐっと詰まっていて、本当に泣けるんです…。

記憶を失ったウンタクを前に、記憶があるにも関わらずないフリを突き通し、みんなに黙って去って行くサニー。

かっこよすぎて、涙する彼女の姿が美しすぎて、ここでもまた涙涙…

死神とサニーは前世の因縁が酷すぎてあまりラブラブなシーンというのがなかったので、来世で生まれ変わった2人が前世のことなど何も知らずに結ばれたのが本当に救いでした。

ただの悲しい別れではなく、最後にハッピーエンドを残してくれた筋書に感謝でした!

来世で結ばれた死神とサニー
http://m.ksilbo.co.kr/news/articleView.html?idxno=574183