BTSとARMYの新旧公式ロゴ(マーク)!込められた意味は?新ロゴがおしゃれ

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BTSとARMYのロゴマークBTS
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今では、BTSとARMYを表す象徴的な扉モチーフのロゴ(絵文字で書くとこちら:⟭⟬ ⟬⟭)が有名かと思います。

しかし、デビューから現在までロゴを始め、グループの名称や呼び名、目指すものなども少しずつ変化を遂げているBTS。

そんな新旧ロゴのデザイン、どのように作られたか、そして込められた意味などについて詳しく紹介していきます。

BTSの旧ロゴデザインと込められた意味

BTSのデビュー当時のロゴがこちら。

現在はBTSという名前で多くの人に親しまれていますが、デビューした頃は防弾少年団と表記している事がほとんどでした。

そして、そんな防弾少年団という名前にぴったりな、軍隊が着用する防弾チョッキがモチーフのロゴでした。

オシャレさはありませんが、可愛らしく親しみやすいため、覚えてもらいやすい印象があります。

防弾少年団というグループ名には「10代や20代に向けられた社会的偏見や抑圧という名の弾丸を防ぎ止め、自分たちの音楽と価値を弾き出して守り抜く」という意味が込められています。

2013年6月にデビューしたBTSのファンネームがARMYと決まったのは2013年の7月。

ファンカフェで行われたファンクラブ名称の投票で決定しました。

ARMYというファンネームの由来は「Adorable Representative M.C for Youth」という意味があり、これは「若者を代表する魅力的なMC」という言葉が込められています。

もう一つは、防弾チョッキと軍隊は常にセット。

常に共にあるという理由からファンとメンバーがいつも一緒にいるという意味を込めて、ファンネームがARMYとなりました。

 

また、旧ロゴの「BTS」と言う文字は7つのブロックに分割されていますが、これは7人というグループメンバーを表しているのではないかとも言われています。

さらに、BTSの「B」のアルファベットの文字にはデビュー日である2013年6月13日にかけて13という文字が隠されているのではないかとARMYの中で推測されているようですね。

 

BTSのライトスティックは、グループ名や旧ロゴのデザインと合わせた爆弾モチーフ。

 

旧ロゴを使用していた約4年間は、グループ名の由来でもある、社会への不満や若者の気持ちを代弁した辛さや悔しさを歌で表現していました。

それまで活躍していたKPOPアイドルと毛色の異なる楽曲が多く、良い意味でも悪い意味でも当時はとても目立つ存在だったのではないでしょうか。

悪口を言われることも多く、絶対に売れないとまで言われてきた彼ら。

どの時代にも真ん中から外れた事を最初にする人たちを白い目で見る人は多いですが、今のBTSの功績や結果を見ると、人生何が起こるか本当にわかりませんね!

防弾少年団というグループ名が決定したときはメンバー本人たちも衝撃的だったようで、その恥ずかしさから、しばらくは身内にも活動するグループ名を秘密にしていたようです笑

そのため、旧ロゴのデザインにも納得していないメンバーも多かったかもしれませんね笑

BTS/ARMYの新ロゴデザインと込められた意味

BTSのロゴが、現在の物に変わったのは2017年の7月。

旧ロゴの防弾チョッキのデザインのままでは、これからBTSが見せていきたい世界観と少しずつズレが生じてきてしまう事からロゴを心機一転することに決めたようです。

新ロゴは各SNSを通じて、モーショングラフィック映像で公開されました。

こちらがその時上がった映像です。

映像には、「SEE YOU THERE」という文字が浮き上がり、ドアが開いた時に入ってくる光をイメージしたBTSのロゴが映し出され、続けてARMYのロゴが出てきます。

まるで、映画の予告のような映像の最後には、RMの「Beyond The Scene, BTS」というナレーションが入ります。

韓国のトップデザインコンサルティング会社とBTSメンバーや事務所が共に話し合いを進め、さらにはファンの希望などを詰め込み、1年かけて作成されたロゴです。

今までのチョッキをイメージしていた旧ロゴに比べて、洗練されたシンプルなロゴへと生まれ変わりました。

新ロゴのデザインに込められた想いは、「現実にとどまらず、成長するためにドアを開けて前に進む青春を象徴化したものである」と説明しています。

BTSのロゴマークと同時に作られたARMYのロゴは、防弾少年団自身が投影された青春の瞬間を表現するため、メンバー達がそのドアを開けた時に見る景色をデザインに落とし込んだようです。

新ロゴのドアデザインはロゴだけにとどまらず、その後も様々な撮影やセット、ドアモチーフとして使用されています。

 

さらに、アジア圏の活動以外で使用していたグループ名「BTS」に新たな意味も追加しました。

それが「Beyond The Scene」です。

この言葉は「現実に安住する事なく、夢に向かって絶えず成長していく青春」という意味があります。

今までのグループ名の由来である「10代の抑圧と偏見を防いでくれる少年たち」という意味を継続しつつ「時間の流れに従って、アルバムコンセプトや活動を1つにまとめられるように、全てに当てはまる未来志向な概念で、防弾少年団のブランドを定義し、視覚化した」と事務所は説明しています。

グローバルで活躍している彼らは、BTS表記に統一した事で、世界での知名度も一気に上がったのではないでしょうか。

今でもたまに日本でのプロモーション活動時「防弾少年団です」と挨拶している姿を見るとなんだか懐かしい気持ちになるほど「BTS」という名前が世界に浸透しているなと感じます。

 

新ロゴやブランドアイデンティティについての発表前にメンバー達がTwitterに次のコメントをアップしていたので、メンバー皆も気に入っている事が伺えます。

「新しいブランドアイデンティティを本当に気に入っていて、期待している、早く皆さんに見せたいです。何より僕たちとARMYが一つにつながったものとなっており、大切な意味が込められていて嬉しい」

BTSとARMYがセットのような新ロゴは、シンプルかつスタイリッシュでグッズのデザインやモチーフなどにも使用しやすく、旧ロゴに比べて洗練されたという意味で、現在世界で活躍するBTSにぴったりなロゴではないでしょうか。