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『夏の香り』のネタバレ
ミヌがヘウォンに好意を持っていることに気づき、不安を覚えていたチョンジェは、ヘウォンと2人で避暑旅行に出かけることに。
しかし、それをしったチョンアは2人だけで旅行なんてずるい、といいミヌを連れてチョンジェを追いかけてきます。
チョンジェは妹の行動に呆れつつも、しぶしぶ全員で休暇を楽しむことにします。
翌日、ヘウォンはホテルのロビーにあった島の植物の写真に惹かれ、1人で離島へ。
しかし、天気が荒れ、チョンジェは船で行けなくなってしまい、ミヌは心配のあまり自ら船を借りてヘウォンのいる島へ向かいます。
ヘウォンは驚くも、不安だった気持ちが落ち着きます。
翌日早朝の船で帰るはずでしたが、ヘウォンはわざと船に乗り遅れたふりをして、ミヌと島で2人だけの時間を過ごすことに。
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お互いに両思いであることを感じたミヌとヘウォンでしたが、一緒に帰ることはできず、先にヘウォンを見送り、自分は船を操縦して帰ったミヌ。
そんな2人を待ち受けていたのは、2人が愛し合っていると知ったチョンジェとチョンアでした。
「私がどれほどミヌさんを好きか知ってて、どうしてこんな仕打ちができるの!?お兄ちゃんを裏切ってどういうつもりよ!」と言い、ヘウォンの頬を平手打ちするチョンア。
姉妹のようだった2人の関係は完全に壊れてしまいます。
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ヘウォンはその後チョンジェに別れを切り出しますが、チョンジェは受け入れません。
苦しんだヘウォンは行方不明になり、ミヌが探し出すも、ヘウォンはミヌにも別れを伝えます。
その頃、ミヌの初恋の人の名前がソ・ウネであることをチョンアから聞いたチョンジェは、ヘウォンの心臓移植の提供者の名前を同じであることに気づきます。
ヘウォンがウネの心臓を移植されていた事実を知ったチョンジェは、ミヌとの交際を止めようと必死に。
チョンジェはウネの父に会い、ヘウォンはドナーが男性だと思っているため、ドナーがウネであったことは伏せてほしいと頼みます。
ウネの命日が近づいてきた頃。
へウォンは自身が心臓移植を受けた2番目の誕生日に、ドナーのお墓に行くことをミヌに伝えていました。
一方、ウネの命日だったため、ミヌはウネの墓参りに。
ウネのお墓の前にいるヘウォンを遠目に見つけたミヌは、ヘウォンのドナーがウネだったことを知り、愕然とします。
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ショックで頭が真っ白になりながらも、ミヌはヘウォンと別れたくない一心でこのことは胸に収めようと決めるのでした。
しかしその後、チョンアからドナーが実は女性だったと知らされ、気になったヘウォンは再度ドナーであるウネの実家を訪れます。
そして、ウネの部屋でミヌとウネが映った写真を見つけ、ミヌが事故で亡くした恋人が自分のドナーだったことを知ったヘウォン。
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ミヌが自分といることで、ウネの思い出から逃れられないだろうと思い、気持ちを押し殺しミヌに別れようと伝えるヘウォン。
しかし、ミヌは何度もヘウォンのもとを訪ねてきます。
ミヌを追い返そうとしていたところ、体調が悪くなりヘウォンは病院へ運ばれてしまいます。
ヘウォンの心臓は悲鳴を上げており、気を付けなければならないと診断を受けます。
ミヌと別れたヘウォンにもう一度プロポーズをするチョンジェでしたが、ヘウォンは首を縦に振りません。
しかし、何度も説得し末に、ヘウォンはチョンジェとの結婚を承諾することに。
その後まもなく、ヘウォンはチョンジェとの結婚式を迎えます。
ヘウォンが心の中でまだミヌを忘れていないことに気づきつつも、結婚を決断したチョンジェはヘウォンを一生守っていこうと心に決めます。
結婚式場に到着し建物へ入っていくヘウォンの姿を、実はミヌは遠くから見つめていました。
ヘウォンは心臓の鼓動が大きくなり、ミヌが近くにいることを察知します。
そして周りを見渡し、ミヌが去っていく後姿を見つけ必死で後を追うヘウォン。
ヘウォンは走り出しますが、すぐに胸を押さえ倒れてしまうのでした。
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病院へ運ばれたヘウォンですが検査の結果が芳しくない、という診断が下ります。
病院に駆け付けたミヌに向かって「あんたのせいでヘウォンは…なぜ会いに来たんだ!」と声を荒げるチョンジェ。
すると一緒にいたミヌの先輩デプンは「ミヌはあなたとヘウォンさんのために静かに身を引いて、今日飛行機で発つ予定だったんですよ!でも最後に遠くから一目ヘウォンさんを見たいと来ただけなんです。ミヌがそんなに悪いんですか!!」とチョンジェに食って掛かり、険悪な雰囲気に。
ミヌはヘウォンの意識が戻るまでは病院に残ることになり、それから間もなくヘウォンの意識が戻りかけると「ミヌさん…ミヌさん…」とヘウォンはミヌの名を呼んでいました。
しかし、チョンジェは「もう意識は戻りますから、ご心配なく。帰ってください。予定通り発ってください」と冷たく言い放つのでした。
それを見ていたチョンアは、ヘウォンとは縁を切ると決めていたものの胸を痛め、ヘウォンが目を覚ますと、これまで冷たく接したことを謝るのでした。
ヘウォンは意識を回復するも主治医から、心臓の再手術が必要であると告げられたチョンジェ。
しかも成功するかどうか断言できない、という医師にチョンジェは言葉を失います。
チョンジェはヘウォンに再手術を説得しますが、ヘウォンは生きることを諦めたように「もういいの。一生に一度受けられるかどうかの手術を一介受けられただけで十分。それに助かるかどうかわからないでしょ?もう手術は受けない」と話します。
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チョンジェは最後の方法としてミヌに会い、ヘウォンが手術を受けるよう説得してほしいと頭を下げます。
ミヌが待つ場所へ連れてこられたヘウォンは、驚くも再会を喜びます。
ヘウォンに手術を受けてほしい、と頼むミヌ。
「手術は…受けるわ、でも条件があるの。ミヌさんは私から離れてほしい。私が苦しむ姿を見せたくないから。約束して」と、ミヌに自分と別れることを条件に出し、手術を受けると決めたヘウォン。
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その後ミヌは韓国を発ち、チョンジェから手紙を受け取ります。
「ヘウォンは助かりませんでした。ヘウォンはミヌさんには自分の分まで生きてほしいと言っていました。どうかお元気で」
ヘウォンは亡くなったという知らせでした。
それから3年後、チョンアの結婚式にブーケをもって走ってくるヘウォンの姿が。
ヘウォンは手術が成功し、時間はかかりましたが元気に回復していたのでした。
ミヌも韓国に帰国し、チョンジェと再会。
チョンジェはヘウォンが元気でいることを言い出せず。
しかし、ヘウォンにミヌ会うように促します。
ただ、ヘウォンはもうウネの心臓はなく、ミヌに会ってときめかなかったらあの時の恋が嘘になる気がしてと、ミヌとの再会に躊躇していました。
しかし、ある雨の日、ミヌが仕事に向かう途中階段で女性とすれ違うと、胸の鼓動が高まり感じます。
振り向くとそこには元気になったヘウォンの姿が。
ヘウォンもまた胸のときめきを感じ振り返ります。
互いに見つめ合い、微笑み合う2人。
2人は再会を果たし、幸せに向かって歩みだすのでした。