韓国ドラマ『TWO WEEKS』のあらすじ・キャスト・相関図・ネタバレ・感想

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『TWO WEEKS』のネタバレ

自分の可愛がっていた愛人ミスクが、実はジェギョンが送り込んだスパイだと知ったイルソクは、怒りが抑えられずミスクの家で彼女を刺殺します。

またもその罪をテサンに被せるようにと右腕のデジュンに指示するイルソク。

こうしてテサンは何も知らずに仲間に言われて向かった先で意識を奪われ、目が覚めるとそこには亡くなったミスクが倒れておりそのまま殺人犯として警察に逮捕されます。

元々知り合いだったミスクの死に衝撃を受けながら、またイルソクの罪を被ることになったことに絶望するテサン。

そんな矢先、拘置所で首を締められ危うく命を奪われそうになったテサンは、それが口封じのためにイルソクが指示したものだとすぐに感付きます。

逮捕されてもスジンへの骨髄移植は可能ではあるものの、このままではイルソクに命を奪われると身の危険を感じたテサンは、移送中に偶然起こった交通事故に乗じて逃亡するのでした。

事故に便乗し逃亡するテサン
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1975807

 

そうして何とか2週間後の手術日までは生き延びようと走り続けるテサン。

実はミスクは殺害される前、自分の家で密談をしていたイルソクとチョ議員の様子をジェギョンの指示でビデオにおさめていました。

そのビデオをミスクは何も知らないテサンに託しており、逃亡しながらテサンはふと思い出したそのビデオこそ自分の無実を証明する鍵になると読みます。

一方で、イルソクとチョ議員はお金を一気に儲けるために麻薬事業に手を出します。

スジンの手術と同じ日に行われる予定のチョ議員主催のオークションで、麻薬が入った商品をイルソクが高額で購入し、足がつかないように麻薬売買しようと計画していました。

そのため何としても2週間後まで2人は無事でいないといけないのにテサンが逃亡し焦るチョ議員。

さらにイルソクとチョ議員が繋がっていることがわかる証拠のビデオの存在を知ったイルソクは、テサンを執拗に追い続けます。

警察に追われ、何度もイルソク専属の殺し屋キム先生に攻撃されながらも、怪我を負いながら生き延び、逃げ続けるテサン。

そんな中でテサンは、自分を執拗に追う検事のジェギョンが自分が数年前に嘘の自白をした事件の被害者の娘だということを知ります。

始めは誰も信用できないと1人で逃げ続けていたテサンですが、ジェギョンはテサンが無実であることを知り協力してくれるように。

そうしてテサンはジェギョンの助けも借りながら、イルソクとその裏にいるチョ議員を捕まえるための証拠探しに奮闘します。

その後、何度も危ない橋を渡りながら無事証拠のビデオを手に入れたテサンとジェギョン。

しかし、それだけでは決定的な証拠にならないとジェギョンに言われ、テサンはイルソクとチョ議員を仲違いさせる作戦を打ち出します。

証拠のカメラを手に入れたテサン
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1977429

 

まずチョ議員に会いに行き、イルソクが犯人である証拠やチョ議員の不正の証拠を持っていると話します。

ただテサンの望みはイルソクを捕まえることなので、チョ議員は何もしなければ2人の関係も隠し、持っている莫大な財産のことも秘密にしておくと彼女を揺さぶるテサン。

焦ったチョ議員はテサンの条件を飲み、その後イルソクにオークションは中止にすると伝えます。

テサンはその後イルソクの前に現れ「得体の知れな恐怖を味わえ」とイルソクを刺激、イルソクはテサンの魂胆が読めずパニックに。

さらにイルソクを追いつめるため、テサンは次に彼の右腕であるデジュンにも接触。

イルソクに裏切られたように思わせるために一芝居打ち、切羽詰まったデジュンはある日警察署の前にミスク殺害の際にイルソクが着ていた血痕付きのシャツを置いていったのでした。

 

こうして決定的な証拠が揃い警察はイルソクの自宅へ駆けつけますが、それを事前に感じ取ったイルソクはお金を持って逃げたあとでした。

そのことを聞いたテサンは、イルソクの性格を考えたら必ず自分に報復しにくると読みます。

そこで、イルソクにスジンの手術が1日早まったと嘘の情報を流し、病院におびき寄せることに。

テサンの読み通り病院にやってきたイルソクでしたが、途中で騙されたと気付いた彼はまたもトラックで逃げます。

間一髪でイルソクを見つけたテサンは1人で追いかけ、暗い廃車場に逃げてきたイルソクの前に現れるテサン。

「お前に俺の人生を奪う権利などない、イネとスジンは俺が守る!」と叫んだテサンはイルソクに殴りかかり、これまでされた仕打ちを何倍にもして返します。

その後イルソクを縄で縛り、駆け付けた警察によりイルソクはようやく逮捕されたのでした。

一方で、結局オークションを開催しイルソクの秘書室長の参加により無事大金を手にしたチョ議員。

これで息子を幸せにするのだと海外への逃亡を計画、しかし空港にジェギョンが現れ、麻薬法違反で逮捕されます。

取り調べ室で自殺を図るチョ議員でしたが、それを止めたジェギョンは悔い改めるように彼女の息子の映像を見せつけ、チョ議員は静かに涙します。

一方で刑務所に入ったイルソクは、そこで彼に恨みを持った囚人から暴行を受けボロボロに…こうして彼はようやく罪に対する対価を払うことになったのでした。

イルソクのなれの果て
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1978634

 

その後、テサンの過去の罪2件の再審が開かれ、無事無罪を勝ち取ります。

前科がなくなったテサンはジェギョンとお互いに感謝を伝えて別れ、その後骨髄移植により助かったスジンに会いに。

そこで初めて、無菌室のガラス越しではなく直接スジンに触れることができ感無量のテサン。

お互いの頬に触れ抱き合う父娘の様子を、隣でイネは微笑みながら見守るのでした。

娘との面会を果たしたテサン
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1978634

 

後日、スジンがパパとしたいことをすべて叶えてあげるためにテサンとイネ、そしてスジンの3人でキャンプへ出かけます。

出掛ける前にスジンの病院に来たスンウは、笑顔で2人をテサンの元へ送り出しました。

スンウはその少し前にイネに会い、3人の気持ちに知らないフリを続けるのがつらい、何よりスジンがテサンを求めていると話し、快く3人を見送ったのでした。

 

キャンプ場に着いた親子3人は、サッカーをしたりバーベキューをしたりとこれまでの空白を埋めるように幸せを満喫します。

夜にはスジンの願い通り3人で川の字になってテントに寝転び、スジンのために子守歌を歌うテサン。

そうしてスジンが眠ったあと、テサンとイネは外で話しをします。

イネに対して「スジンにとって頼れる父親になりたい」と話すテサンに、「だから今日スジンの願いをすべて叶えて去るつもりなのね」と言うイネ。

「イネとスジンが自分を許してくれても今はそばにはいられない」と言うテサン。

それを実はテントの中で聞いていたスジンは、1人涙しながら大人の事情を理解するのでした。

川の字で横になるテサンたち親子3人
https://k-media.site/two-weeks-final-episode-continuation/

 

スンウからはテサンを失うなと言われ、テサンからはあんなに良い人を逃すなと言われたイネ。

イネはテサンにもスンウにもそして自分にも、みんな時間が必要だ…と言います。

こうしてそれぞれが自分の道を歩むことを決め、テサンは明るい未来に向かって笑顔で歩き出したのでした。

『TWO WEEKS』の感想

イジュンギ妻娘役とオフショット
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1978613

序盤は追いつめられ情けない姿ばかりを見せるテサンに全く共感できなかったのですが、回をおうごとに娘のために強くなっていき、最後には素敵な父親となった姿を見て涙が止まりませんでした。

さすがイジュンギ、またも彼の演技力に魅了された作品でした。

今までも多く彼の作品を見てきましたが、今回も例外なく最高のアクションと切ない表情のシーンの数々を見せイジュンギの魅力を堪能できました。

また印象深かったのがテサンの白血病の娘スジン役を演じた子役のイチェミ!

終始可愛すぎて彼女の登場シーンを見返してしまうほど。

しかし可愛いだけでなく、ぼろっとこぼれる涙や絶妙な台詞の言い回しなどこの年にして名女優になる兆しが見えました。

大きな権力に屈することなく、愛する人を守るために命をかけて戦うテサンの姿はとにかく感動的でした。

最後までどうなるのかわからない展開にどきどきハラハラしながらも、見終わったあとには心温まる素晴らしいドラマです!