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BTSの魅力⑤メッセージ性
メッセージ性のある音楽を作っているアーティストは他にも多くいますが、BTSの楽曲が特別なものに感じるのは彼ら自身のストーリーを歌詞に書いているからではないでしょうか。
BTSはナムジュンやユンギを筆頭に、自分たちの今を音楽にぶつけて楽曲制作をしています。
こちらは今年の5月に公開されたBTSのアルバム制作の話し合いの映像です。
他人に決められたコンセプトではなく、自分たちでテーマを決めて今何を伝えたいのか7人で話し合いをしています。
アイドルとしての自分たちだけでなく、1人の人間として今感じていることや考えていることを包み隠さず共有することによって、人々が共感できて心にスッと入ってくるBTSの音楽ができています。
また2018年にはユニセフとパートナーシップを結び、子供や青少年に対するいじめや暴力をなくそうという#ENDviolenceキャンペーンを行なっています。
キャンペーンを通じて、自分たちの音楽のテーマでもある「Love Myself/まずは自分自身を愛そう」というメッセージを届けています。
自分自身を愛することで他人にも優しい心で接することができるというメッセージのようです。
さらに国連では、ナムジュンが自分の話を織り交ぜつつ「自分自身について語ろう」をテーマにスピーチを行いました。
BTSが自分たちのストーリーを表現してきたように、自分の話をすることで自分自身を見つけようというメッセージが込められています。
音楽だけでなく、こういった積極的な活動からも彼らのメッセージを汲み取ることができます。
BTSの魅力⑥一貫性
大きなアクセサリーを見にまとい、ヒップホップスタイルのファッションや音楽でデビューしたBTSですが、この7年間で様々な音楽ジャンルに挑戦し新しいスタイルを見せてきました。
一見彼らのスタイル自体がかなり変わったように見えますが、デビュー以来BTSの本質の部分は一貫しています。
そのことについてパン代表は「10~20代のストーリーを伝える観点は一度も変わっていない」と言います。
ビジュアルや音楽ジャンルはメンバーたちの成長や音楽の流行に合わせていますが、自分たち自身の話を正直に表現している姿はずっと変わっていません。
「10代、20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽を守り抜く」という意味で付けられたグループ名通り、自分たちらしい音楽を自分たちのスタイルで表現し続けています。
彼らの根本部分が変わっていないことがファンとの末長い関係性を築いています。