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『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』のネタバレ
熱愛スキャンダルが出た後、「演じよう。世紀のカップルを」というドジェの提案を受け入れることにしたセゲ。
2人は熱愛カップルをリアルに演じるため、わざとデートを重ねます。
こうして互いに自分の苦しみを語り合うようになり、2人は徐々に惹かれ合っていきます。
数日後、そろそろ”変身”しそうだ、と予感したセゲはドジェに連絡し、変身する瞬間を確認したいというドジェの家で一泊することに。
翌朝セゲは男子高校生の姿になっていました。
初めてセゲの変身を側で見たドジェは、驚きつつもセゲに自分の服を着せ一緒に時間を過ごします。
そして、やっと元の姿に戻ったセゲとデートに出かけ、ドジェはセゲを空港の管制塔へ連れていき、自分の仕事への熱い思いをセゲに語ります。
セゲはふとそんなドジェが愛おしく見え、ドジェにキスを。
ドジェも答えるようにセゲにキスをします。
https://blog.naver.com/saetbbyuri/221379298550
しかし、その翌日からドジェからの連絡がなくメールも既読にならないため、セゲはどんどん不機嫌になります。
ドジェからの連絡がなくセゲはやけ酒を飲み、倒れてしまい病院に運ばれてしまいます。
病院で目を覚ますとそこにはドジェの姿が。
セゲが恋愛契約を無効したいと訴えると、ドジェはすぐに2人の破局説をメディアに流します。
その後、「どうしてキスしたの?」と尋ねるセゲに、「答えが”ごめん”か”愛してる”の二択なら、愛してると言える自信がなかった。本当に僕でいいのか?」と言うドジェ。
「あなたの気持ちを証明して」と返すセゲ。
2人はキスをし、お互いの気持ちを確かめました。
https://entertain.naver.com/read?oid=437&aid=0000194199
契約を破棄し、本当の恋愛を始めた2人。
2人の破局報道はすでに国民に知れ渡っているため、これからは秘密恋愛になり、こっそりと2人の時間を過ごすことになりました。
ある日、2人がセゲの家で時間を過ごしていたその時、セゲの母が突然訪ねてきて、ドジェとセゲの母は鉢合わせ。
破局説がショックだったセゲの母は2人の恋を喜んで応援し、数日後にお弁当を作ってドジェの職場へ。
「あの子のこと、お願いします」とドジェにセゲとの結婚を急かします。
実は、セゲの母は末期の癌で長く生きられないため、ドジェにセゲを託そうとしていたのでした。
数日後、セゲのもとに母が通う病院から電話が。
母の病状を初めて知ったセゲはショックを受けつつも、最後の時間を一緒に過ごし思い出を作ろうと決意。
しかし、そんなタイミングでセゲは中年女性に”変身”してしまいます。
そして、母親が危篤との連絡が入り、中年女性の姿のまま母親のものへ駆けつけるセゲ。
セゲの”変身”のことなど知らない母親でしたが、その中年女性がセゲだと分かり、最後の言葉を残して、この世を去ってしまうのでした。
母親の最期を看取り、抜け殻のようになったセゲを静かに支えるドジェ。
どうしても母親の死を受け入れられないセゲでしたが、ドジェの支えもあり、少し休むと撮影現場に復帰し日々を過ごします。
その頃、サラは婚約者から「いい情報が手に入った」と連絡を受け2人で話すことに。
婚約者はサラにある書類を手渡します。
それはドジェの病気に関するものでした。
サラは書類を見て愕然とし、これまで自分を無視していると思っていたドジェの態度が病気のせいだったことを知ります。
すぐにドジェのもとへ向かい、書類に書いてあることは事実なのかと確認するサラ。
これまでドジェを誤解し、過去のドジェへの自分の振舞いを反省したサラは心を入れ替えるのでした。
一方、セゲはまた変身する時期を迎え、今度は老父の姿に。
セゲは自分の姿にショックのあまり、ドジェと距離を取ってしまいます。
1週間を過ぎてもセゲは姿が戻らないものの会いたい思いを抑えきれず、老父の姿でドジェに会いに行きます。
ドジェは一瞬戸惑うも「どんな姿でも君を愛している」とセゲを受け入れ抱きしめます。
涙を流していると、元の姿に戻り安堵するセゲ。
https://blog.naver.com/xllabullx/221397453463
ある日のデートの後、ドジェの自宅に帰り、ドジェの病気のきっかけとなった10年前の事故について知りたいとせがむセゲ。
事故について語ることにしたドジェは、ある老人を救おうとして事故にあった話をします。
実はそのドジェが救おうとした老人というのが、始めて”変身”したセゲだったのです。
そのことに気づき、自分のせいでドジェが病気になったことを知ってしまったセゲはショックで頭が真っ白になってしまい、突然その場を飛び出してしまいます。
そのすぐ後にドジェに電話をかけ、10年前のその老人が自分であること、自分のせいでドジェが病気になり合わせる顔がない、もう会えない、と震えた声でドジェに伝えます。
https://blog.naver.com/junesun42/221397923100
電話の様子がおかしいと感じたドジェは、慌ててセゲの自宅に駆けつけます。
訪れたドジェを玄関先で迎え、10年前の事故は自分のせいだったことを伝え謝るセゲ。
泣きながら別れを告げようとするセゲを制し、ドジェは「今度話そう」とその場を去りますが、セゲはある決意を固めていました。
数日後、セゲの仕事場に現れたドジェは「10年前、俺は君じゃなくても相手を助けてた。俺は大丈夫だ。君と一緒にいたい」と言いますが、「私たちは悪縁なのよ。あなたが嫌いなの。最初からずっと嫌いだった」と泣きながら伝えるセゲ。
「なぜか俺には告白に聞こえるよ」と話すドジェを置いて、セゲは去ります。
セゲはウミに10年前の事故のことや、ドジェが自分を救おうとして病気になったことを話し、女優を引退する決意を伝えます。
ウミも涙を流し、セゲの気持ちを理解します。
ドジェはセゲに会いにきますが、ウミが対応し「話は聞きました。ごめんなさい。セゲには会わせられません。」と話し、ドジェを追い返します。
窓から様子を見て「さよなら」とつぶやくセゲ。
翌日、セゲはドジェに別れの電話をかけ、「全部忘れてほしいの。心から…愛してる」と伝えます。
これを受けてドジェは慌ててセゲの自宅に向かいますが、家はすでに空っぽ。
セゲは引っ越した後でした。
ドジェは誰もいない家で、セゲを思い1人泣き崩れるのでした。
それから1年後。
ドジェは海外で手術を受け、無事成功し帰国します。
女優を引退し田舎で静かに暮らしていたセゲは、近くの書店に立ち寄り出てくると、そこにドジェの姿が。
一目でセゲの姿を認識し、ドジェは微笑みます。
2人は言葉もなく抱き合い、セゲは涙を流します。
こうして感動の再会を果たした2人は再び恋人となり、ドジェの助言でセゲは女優として活動を再開し、ドジェの会社のイメージモデルとして復帰も果たします。
そして、ドジェの家を訪れた際、セゲはこれまで変身する度に撮っていた様々な姿のセゲの写真が家に飾られていることを知り、驚きながらも嬉しくなります。
ドジェは別れた後もセゲの写真を1枚欲しかったが、人の顔を認識することのできなかっため、どれが本当のセゲか分からず、全てをとっておいていたのです。
そんなドジェに「また姿を変えるけど大丈夫?」と聞きますが、ドジェは一生気持ちが変わることはないと答え見つめ合います。
トップスターに返り咲きカンヌ映画祭に招待されたセゲは、終了後にドジェのもとへ。
ドジェはこの日のために用意したバージンロードにセゲを連れて行き、指輪を交換し愛を誓います。
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こうして、互いが抱える秘密を理解し合い強い愛で困難を乗り越えた2人は、自分らしく幸せな人生を歩み始めました。
『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』の感想
“月に1週間だけ別人に変身する”という韓国らしいファンタジーラブストーリーでしたが、セゲとドジェがとてもピュアなキャラクターとして登場していたので、見終わったとき「純愛」だったという印象が残りました。
日本ではここまでファンタジー性が強いドラマは少ないですが、現実性とファンタジーがうまく組み合わせられていて、物語にすっと引き込まれました。
ドジェ演じるイミンギの演技はあまり感情を表に出さない役ですが、その中にも優しさが見え隠れするという寡黙で絶妙な雰囲気が上手く出されていたと思います。
セゲはドジェとは対照的に、正義感にあふれ、感情表現が豊かで可愛らしい面がある役だったので、明るいキャラクターが似合うソヒョンジンにピッタリでしたね。
ドラマ中盤での2人の胸キュンシーンもたくさんあり、主役の2人のファンでなくても十分楽しめると思います。
人はみな人に言えない秘密があるものですが、いろいろと抱えながらも”それでもその人を愛せるのか”と、愛することを問いかけるドラマだったと感じます。
特殊な状況にあっても秘密があっても、愛は強いものである、というメッセージ性がありました。
セゲとドジェは本当に素敵なカップルで、視聴者も幸せな気持ちにしてくれるピュアラブストーリーでした!
最後に
『太陽の末裔』『トッケビ』などを手掛けた、ヒットメーカーであるイム・メアリ脚本ということもあり、心温まる素敵な内容で、また見返したくなるドラマです!
ぜひみなさんも2人の純愛をご覧ください。