サラリーマンの教科書とも言われる同名の漫画を原作に2014年に韓国で放送され、瞬く間に話題となった『ミセン-未生-』。
最終回はケーブルテレビで歴代視聴率2位の10.4%を記録し、学歴重視の韓国に大きな社会現象を巻き起こしその年のドラマ賞を総なめにしました。
そして、2017年には日本でも『HOPE』としてリメイク放送されています。
ここではドラマ『ミセン-未生-』のあらすじ、キャスト、相関図、見どころ、そして実際に見ての感想などを紹介していきます。
記事を読むより実際に『ミセン-未生-』の動画を見たいという人は、次の記事を参考にしてください。
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『ミセン-未生-』の予告動画&あらすじ
バイトに明け暮れていた26歳のグレ(イムシワン)は、母親のコネで大手総合商社にインターンとして採用されます。
コネ入社のグレは幼い頃は神童と呼ばれるほどの囲碁の実力をもちながらも途中で挫折してしまい、プロになる夢を諦め最終学歴は高卒認定。おまけにコピーすらろくにできないほどです。
しかし、同じインターン仲間たちは韓国屈指の大学を卒業したエリート揃い。
そのため、同じインターン仲間との溝は深く「コネ入社」だと馬鹿にされる日々。
しかし、囲碁で培った勝負力と発想力と、そして持ち前の粘り強さで最終試験のプレゼンを見事やり遂げ、2年間の契約社員というポジションを勝ち取ります。
インターン時代に配属されていた営業3課に正式配属され、オ課長(イソンミン)とキム代理(キムデミョン)と仕事を通じ信頼関係を深めていき、初めて仲間と仕事をする喜びを知っていきます。
そして、グレの仕事に対する純粋で真っ直ぐな熱意はやがて周囲の人の心まで動かしていき…
『ミセン-未生-』の相関図、メインキャストの役柄
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チャン・グレ(イム・シワン/ZE:A)
http://koreandrama.wpblog.jp/incomplete-life-10/
ワンインターナショナル営業3課の契約社員。
幼い頃から囲碁に夢中でプロを目指していましたが、父親が他界したことをきっかけに囲碁の道を断念。
26歳で初めて社会人として働きその大変さを身をもって知りますが、今まで囲碁ばかりで友人もおらず孤独だった人生で、初めて「仲間」と何かを成し遂げる喜びを知り仕事に夢中になっていきます。
幼い頃から囲碁の世界で生きてきたので、情報処理能力に長け観察力に優れた人物です。
このドラマでイムシワンはその年の新人賞など多くの賞を受賞。
演技ドルの代表的存在として一躍トップ俳優の仲間入りを果たしました。
アン・ヨンイ(カン・ソラ)
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グレと同期、資源1課の新入社員。
ロシア語、スペイン語など語学に堪能で非の打ち所のない優秀な女性です。
インターン時代から群を抜いて成績優秀で将来有望だと噂されていましたが、資源課に配属されるやいなや、「女だから」ときちんとした仕事が貰えず雑用ばかりさせられる日々を送る、このドラマのヒロイン的存在。
周りからグレが馬鹿にされていた時、グレが実は才能のある人物だと見抜いていた1人でもあります。
原作のアンヨンイはショートカットで男性っぽいキャラクターですが、監督と相談しロングヘアで女性らしさも残しつつ活発な役柄として演出し、見事にカンソラにしか出来ないアンヨンイを演じました。
チャン・ベッキ(カン・ハヌル)
http://www.cinemart.co.jp/article/news/20180125001775.html
グレと同期、鉄鋼1課の新入社員。
頭脳明晰で自己顕示欲の強い野心家ですが、それを表に出さない策略家でもあります。
しかし、希望していた資源課に配属されず、鉄鋼課に配属され更には直属の上司と馬が合わず仕事に対する情熱が持てずにいるところ、グレが楽しそうに仕事に取り組み、さらには結果を残す姿を見て嫉妬と焦りを覚えます。
カンハヌルは原作の漫画が好きすぎて自分が出演するとダメにしてしまうのでは…と心配していたそうですが、会社員経験がないにも関わらず見事にチャンベッキという人物を演じきっていました。
▼カンハヌルのプロフィール・詳細情報はこちら
カンハヌルのプロフィール&兵役後の現在!日本好き?どんな性格?
オ・サンシク(イ・ソンミン)
https://tv.rakuten.co.jp/static/cpn/kod000006/
グレの上司である営業3課の課長。
ワーカホリックで仕事の疲れは仕事でしか癒されないと公言するほど。
商社マンであるプライドを持っていて、仕事に対する情熱は人一倍です。
ギャンブラーのような仕事の仕方をするために、会社からは疎まれる存在ですが、情に厚く部下からの信頼はピカイチ。男の子3人の父親であり、グレのことも自分の息子のように厳しくも愛情を持って接する魅力的な上司です。
韓国を代表する名優イソンミン。
このドラマの全スタッフがイソンミンの出演を熱望し実現したそうです。
キム・ドンシク(キム・デミョン)
https://paekhyangha.com/?p=33029
オ課長の右腕として働く、チームのムードメーカー的存在でもある営業3課の代理。
天然パーマにぽっちゃりキャラで癒し系な風貌ですが、実は語学に堪能で仕事が出来る人物です。
グレとオ課長の間に入り何かと緩衝材のような役割を果たし、グレにとって良き上司であり兄のような存在です。
オーディションを受けてこのドラマでテレビデビューを飾ったキムデミョンは、その後一気に俳優としてブレイク。
このドラマのために人生初のパーマに挑戦し、マンガとのシンクロ率も高いと評判になりました。
ハン・ソンニュル(ピョン・ヨハン)
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グレと同期の繊維1課の新入社員。
同期の中で唯一のお調子者でムードメーカー、会社の事情通です。
あだ名は壁に隠れて噂を収集するという意味で「壁犬」。
最終試験のときにはグレとペアを組みプレゼンを通過し、グレにとっても初めての友人といえる1人です。
工場などの現場で働く親族が多く自分の父親もそうだったので現場第一主義。しかし、これが原因で上司と度々ぶつかってしまいます。
このドラマに出演する以前はあまり知られていなかったピョンヨハンですが、クセのあるハンソンニュル役を見事に演じきり多くの視聴者を虜にし、一躍ブレイクしました。
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