『じれったいロマンス』のあらすじ・キャスト・相関図・ネタバレ・感想

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じれったいロマンス韓国ドラマ
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『じれったいロマンス』のネタバレ

ジヌクは車で母親の住む場所を訪れ、花束を置いて戻る途中、1人でバス停にポツンと座るユミを見かけ、声を掛けます。

「ヒマそうだな。送ってやるから乗っていくか?」

ユミは特に予定もなかったため車に乗り、2人は海辺にやってきます。
解放された気分になり、砂浜に座り色々と語り合った2人は、車からワインを出し飲み始め…。

暗くなってきたころ、ユミは「さっきはありがとう。心配してくれて。誰もあそこまで心配してくれる人はいなかった」と言い、涙を流します。

「心配してくれたと泣く女は初めてだし、泣く女が綺麗だと思ったのも…初めてだ」とジヌクも告げます。

車の中でのワンナイト
https://blog.naver.com/eeh7098/221030496148

ジヌクはユミにキスをし、2人は車で一夜を共にしました。

しかし、早朝目覚めたユミは自分の行動に驚き、着替えてそっと姿を消すのでした。

1枚のブラパットを残して。

 

3年後、ユミは栄養士となりジヌクの会社の食堂に出向することに。

ジヌクは食事も睡眠もろくにとらず仕事ばかりしており、見かねた秘書が栄養士に毎食作らせ、本部長室に運ばせることを決めました。

ユミは秘書と話しているところにジヌクが偶然通りかかり、ユミの姿を見てジヌクは目を見開きます。

3年前のことが蘇り、ユミに復讐をしようとますますユミをこき使うジヌク。

ユミはジヌクに抗議をしようと本部長室を訪れ、ジヌクの顔を初めて見て衝撃を受けます。

ジヌクは3年前の話をしますが、全く覚えていない、ととぼけ続けるユミ。

ユミを問い詰めるジヌク
http://www.sisaweek.com/news/articleView.html?idxno=90332

 

こうしてジヌクの仕打ちは一層酷くなり、耐えかねたユミはある日感情が爆発します。

「そうよ!覚えてるわよ全部!!公私混同しないでよね!あんたはただの栄養失調の本部長なんだから、黙って栄養士が作ったものを食べなさいよ!!」

ユミの剣幕に驚きつつも「あの時、なぜ消えたんだ?それだけ教えろ」と尋ねるジヌクに「一夜限りだったから」と冷たく答えるユミでした。

後日、出張の出先から、ジヌクはユミに自宅で食事の用意をするよう依頼します。

ドングの面倒を見ていたユミは、仕方なくドングを連れてジヌクの自宅へ。

ドングはジヌクの書斎に入り、宝石箱を落とし壊してしまいます。
その宝石箱をヘリ派のプレゼントだと思い込み、ジヌクに謝るユミ。

そこで、ジヌクは宝石箱の件をチャラにする代わりに食事を10回しようと提案し、ユミは借金を返す気持ちで仕方なく食事に付き合うことにしました。

デートをするジヌクとユミ
https://blog.naver.com/aprilmag/221003134125

 

ある日、またジヌクから食事に誘われ、ユミは一度は断ったものの、思いなおし誘いを受けます。
レストランをキャンセルしたため、ジヌクの自宅でジヌクが料理をふるまうことに。

ジヌクは自分の両親が離婚した話や母親の話をするようになり、ユミもジヌクに少しずつ惹かれ始めます。

実は料理上手なジヌク。
料理が完成するとユミにお皿を両手に持たせキス。

不意にユミにキスをするジヌク
https://blog.naver.com/godinmedia/221004067037

その直後、インターホンが鳴り、なんと会長が。
ジヌクは慌ててユミを2階に隠します。

その時、ユミは隠れたクローゼットの中で宝石箱を見つけ、それを恐る恐る開くと…見覚えのあるブラパットが。

自分のブラパットを大切に持っていてくれてことを知り、ユミはジヌクの真剣な想いに気がつくのでした。

 

ジヌクの家でユミがブラパットを発見してから数日後、ジヌクは新規契約がかかった出張に、相手の食事管理者としてユミを同行させることを決めます。

出張先は2人が出会ったリゾートホテルでした。

無事に契約が成立しユミが部屋で休んでいると、ルームサービスでワンピースが届きます。

“君の為に選んだ。ロビーで待ってる”とジヌクからのメモが。

ドレス姿のユミ
https://blog.naver.com/shee5954/221006686526

ジヌクがワンピースを着て下りてきたユミの姿に見とれていると、ユミとすれ違いざまにウェイターがワインをこぼしてしまいます。

お詫びに高級ワインをもらい、ジヌクと外でワインを飲みつつ話します。

「俺は君を忘れたことはなかった。よく思い出してたよ。君は…後悔してるの?」と尋ねるジヌク。

「はい…。あんな始め方はやっぱり違うと思うし、私にはありえないことだったから」と答えユミにジヌクはショックを受け、「俺も別に。何とも思ってないし」と心にもないことを言い、部屋に戻ってしまいます。

 

翌日プールを貸し切ったジヌクは、ユミを呼び出します。

「3年前のこと後悔してるって聞いて、気がかりだった」

「俺は後悔してないよ。自分の気持ちに正直だったと思ってる」

と話すジヌク。

対するユミも宝石箱を見てしまったことを正直に話し「大切に持っていてくれてありがとう」とジヌクの頬にキス。

ジヌクはユミにキスをして互いに気持ちを確かめ合います。

キスで愛を確かめ合うジヌクとユミ
https://blog.naver.com/godinmedia/221009262442

 

ある日、ユミの家を訪れたジヌクはユミもユミの母も出かけるため、ドングの面倒を見る羽目に。

ドングと時間を過ごす中でドングが3歳(満2歳)だと知り、ジヌクはもしや自分の子では?と疑うようになり…。会長もまた、ジヌクに女性関係を調べ、ユミとドングの存在を知ります。

親子2人してドングについて大変な誤解をし、ユミの家に押しかけますがユミの母親が疑念を晴らします。

その頃アナウンサーのヘリとジヌクの破局説が流れ、”本部長は社内恋愛中の女性がおり、ヘリを振った”と書かれていました。

ジヌクの相手が誰なのか、その話題で社内ではもちきり。

ユミは居場所がなくなり出向先の変更希望を出し、ジヌクの元から去ることを決意。

ジヌクと車の中で久々の再会を果たし、退職することを話すと、「しばらく会えなくてすまなかった。でもこんな風に終わりたくない。辞めるなんて俺は許さないから」と涙を流しながらユミを抱きしめます。

ユミを抱き寄せるジヌク
https://blog.naver.com/lsw2354es/221011877591

しかしユミは気持ちを抑え、ジヌクの手を振り払い去っていくのでした。

こうしてユミは、新たな出向先で働くことになります。

 

ユミが新しい職場で働き始めてすぐに、突然ヒョンテが訪ねてきます。

「俺も最近気づいたんだけどさ、ずっと好きだったんだ。でも一足遅かったんだよな。
気にするな。ただ伝えたかった。この気持ちを伝えずに終わるのは悔しいからさ」というヒョンテ。

ユミと話すヒョンテ
https://blog.naver.com/smh141/221009762202

「ごめんね」とユミは言いヒョンテを抱きしめます。

 

その頃ユミの母親は、これまでテレビの出演交渉を続けてきた甲斐もあり、やっとあるインタビュー番組に出演できることに。

しかしその番組の撮影中に、ユミの母はユミとジヌクの関係や娘の名前まで話してしまい、ユミとジヌクのスキャンダル記事が出てしまいます。

ユミは新しい職場にもいられなくなり、突然行方不明に。

ジヌクはユミを探しヒョンテを訪ねると、怒りのあまりジヌクを殴るヒョンテ。

しかし一言、「海が見たいって言ってた。絶対泣かせるなよ」とジヌクの背中を押します。

 

2人が出会った海辺の町にやってきたジヌクは、ユミを探し回りやっとの思いで見つけ出します。3年前と同じように車で夜を明かした2人でしたが、ユミはまたもや姿を消し…。

ユミの母は再度テレビに出演し、テレビを見ているユミに「好きなら捕まえなさい!どんな始まりでもいいの。あなたは大事な私の娘。愛してるわ」とエールを。

ユミはジヌクに連絡し会社へ向かい、会社のロビーでジヌクと再会。そしてジヌクの胸に飛び込みます。

周囲からは拍手が。

こうして2人は結婚することになり、ワンナイトラブからの恋は実を結ぶのでした。

無事結婚することになったジヌクとユミ
https://blog.naver.com/lsw2354es/221018009230

『じれったいロマンス』の感想

ロマンチックなじれったいロマンス
http://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000009742/

「ワンナイトラブから始まる本当の恋」という現代風のテーマを扱うドラマですが、主人公のジヌクは少女漫画に出てきそうなキャラクターという印象。ソンフンが役にハマっていてソンジウンとの掛け合いに思わず引き込まれてしまう作品でした。

ユミが一夜を過ごしたあとに姿を消す際に、”ブラパットを忘れていく”という設定も笑えますし、それを大事に宝石箱にいれていた、というジヌクの行動もおもしろくて、つっこみどころが満載です。

個人的に印象的だったのは、ユミが「ジヌクの会社を辞める」と車内でジヌクに告げる場面で、ユミが去った後、ジヌクが泣きながら悔しさのあまりハンドルを何度もたたくシーンです。

複雑な感情を表現する難しいシーンですが、ソンフンの演技力が光っていました。

また、ヒョンテがユミに告白するシーンで「ただ伝えたかった。この気持ちを伝えずに終わるのは悔しいからさ」というセリフが、片思いの悲しさを表しているなと思いました。

誰しも経験があるような心情ですし、切ないシーンでしたね。
それでもユミを応援できるヒョンテの男らしさも感じました。

全体的にはポップなラブコメディですが、ヘリやヒョンテの失恋があったり、親子愛があったり、見ていて心が温まるドラマでした!