TWICEナヨンのデビュー秘話!JYP公開採用オーディションとSIXTEEN

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6次審査はゲリラコンサートミッション

6次審査は、4次審査同様メジャーAとB、マイナーAとBの4チーム編成で、パフォーマンスの選曲から練習、観客動員まで全て自分たちで行わなければなりませんでした。

ナヨンはジョンヨンとツウィと同じメジャーBチームに組み分けられました。

コンサートが行われる当日に、自分たちで観客を集めなければならない中、メジャーBチームはナヨンの母校である江東高校に行って学生たちをゲリラコンサートに招待し、Miss Aの『Hush』を披露しました。

見ていて不安にならない安定したパフォーマンスで妖しくセクシーな魅力を披露しましたが、なんと最終順位は4チーム中最下位という残念な結果でした。

メジャーBチームの敗因は、招待した観客のほとんどが学生だったために夜のゲリラコンサートに来ることが出来ず、集客数や投票数が少なくなってしまったからです。

その結果、ナヨンは最終審査を目前にしてメジャーグループからマイナーグループに再び降格してしまいました。

デビューが目の前に差し迫っているというのに、マイナー降格という辛い結果になってしまいましたが、それでも審査員のパクジニョンはナヨンのチームを引っ張っていくリーダーシップの高さが評価されていたので、ナヨンにとってはせめてもの救いだったでしょうね。

最終審査

最終審査は、メジャーグループとマイナーグループによる最後のパフォーマンス対決です。

新生ガールズグループ『TWICE』のために用意されたパクジニョンのオリジナル曲3曲の内1曲は両チーム共通で、他の2曲はそれぞれのチームに与えられました。

ナヨンのマイナーグループに課せられた曲は『Truth』で、2グループ共通の曲は『Do it again』です。

長い戦いだったサバイバルオーディション『SIXTEEN』の集大成となる最終審査の第1ラウンドで、マイナーチームは『Truth』を披露しました。

ヒップホップ色が強い楽曲で、高い歌唱力とリズム感が求められますが、ナヨンはリードボーカルとしてしっかりグループの歌唱面をカバーした素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。

審査員のパクジニョンは、とても上手に出来ているが年上としてチームを引っ張っていかなければならないと責任を感じている不安さが垣間見えたとナヨンを評価しました。

しかし、第1ラウンドはとても自由でステージを楽しんでいる様子がみられたというナヨン属するマイナーチームに軍配が上がります。

続く第2ラウンドは、両チーム共通の『Do it again』を披露しました。

『Do it again』アップテンポで明るく可愛くエネルギーに溢れた、正に新人アイドル『TWICE』にぴったりな曲です。

ナヨンは第1ラウンドでパクジニョンに指摘された「責任感から生じる不安さ」を見事に消し去り、まるで遊んでいるかのように心からステージを楽しむ姿を見せてくれました。

それは、審査員パクジニョン、そして会場に集まった観客にもしっかりと伝わっており第2ラウンドもマイナーチームの勝利、そして最終審査の観客投票の結果ナヨンは1位を獲得しました。

TWICEナヨンの誕生

TWICEとしてデビューする最終メンバー発表の瞬間、1番最初にTWICEのメンバーに選ばれたのがナヨンです。

メジャーからスタートし、何度もマイナーに落ちてはメジャーに這い上がってきたナヨンは、最後もマイナーグループからデビュー組への昇格となりました。

パクジニョンが1番にナヨンを『TWICE』のメンバーとして選んだ理由として、ナヨンはたとえ歌とダンスを失敗したとしても一定水準以上の実力があり、ナヨンがいたチームはいつもチームワークが良くて見ている人を良い気分にさせてくれるからだと賞賛しました。

こうして、2015年10月20日に『Like OOH-AHH』でナヨンが長年夢見てきた歌手デビューがようやく叶いました。

幼少期に1度手にしかけたJYP入社への切符を一度は手放しましたが、夢を諦められずもう1度今度は自らJYPの入社を勝ち取ったナヨン。

その時ナヨンが言った「諦めずに頑張ります」という言葉通り、ナヨンは最後まで頑張ってくれましたよね。

約5年間の練習生生活を経て、『TWICEのナヨン』として新たに生まれ変わったナヨンは、『TWICE』の看板を背負う永遠のセンターとして今も世界中のファンから愛されています。